車海老の養殖生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

車海老は漁獲量よりも養殖生産量の方が多いエビ。1905年(明治38年)に熊本県で養殖がはじまり、1963年(昭和38年)に山口県で初の企業参入がありました。

また、車海老の養殖は難しく、配合飼料が高価なこともあってコストもかかります。そのうえ、ウイルス性の病気で全滅してしまうこともあり、2021年には沖縄県宮古島の養殖池で140万匹の車海老が死滅してしまいました。

それでは、車海老の養殖生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

車海老の養殖生産量の都道府県ランキング

順位都道府県養殖収穫量
01位沖縄県418t
02位鹿児島県258t
03位熊本県245t
04位山口県73t
京都府x
兵庫県x
広島県x
徳島県x
愛媛県x
佐賀県x
長崎県x
大分県x
宮崎県x
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
静岡県
愛知県
三重県
大阪府
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
香川県
高知県
福岡県
栃木県
群馬県
埼玉県
山梨県
長野県
岐阜県
滋賀県
奈良県
全国計1253t

出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」
※車海老の養殖収穫量のデータは2021年のものです
※「-」は事実のないもの、「x」は秘密保護上、数値を公表しないもの
※栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県は海に隣接していないため、「-」としています

第1位:沖縄県

車海老の養殖生産量日本一は沖縄県で、全体の約33.4%を占めています。本島や久米島、八重山諸島、宮古島で養殖し、20年以上連続で1位です。

また、「沖縄久米島ブランド車海老」や「板馬エビイチ」がブランド化され、他の車海老でブランド化に取り組んでいるところもあります。

第2位:鹿児島県

車海老の養殖生産量2位は鹿児島県で、全体の約20.6%を占めています。本土だけでなく、屋久島や奄美大島、種子島で養殖。

また、かごしまの食として推されてはいますが、ブランド化はされていません。

第3位:熊本県

車海老の養殖生産量3位は熊本県で、全体の約19.6%を占めています。天草や戸馳島などで養殖。天草は車海老養殖発祥の地とされています。

また、熊本県にはブランド化された車海老があり、上天草市ブランド認証品の「匠の車えび」や晩柑の果汁を餌に加えて育てたブランド車海老「天草晩柑車海老」など。

まとめ

車海老は沖縄県をはじめとした九州地方で盛んで、離島での養殖が多いです。

また、西日本で養殖されていて、生産量非公表のところもあわせてすべてが西日本。

ちなみに、車海老の漁獲量も気になる人は下の記事をご確認ください。

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