アワビの漁獲量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

アワビはミミガイ科の大型の巻貝。海水温が20度程度になる晩秋から冬にかけて産卵期を迎えます。産卵のために栄養を蓄える夏がアワビの旬です。

アワビはコリコリした食感が特徴で、刺身やアワビ粥、ステーキ、酒蒸しなどで食べられる貝。高級食材ということもあり、料理の脇役ではなく、主役になることが多いです。

それでは、アワビの漁獲量の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

アワビの漁獲量の都道府県ランキング

順位都道府県漁獲量
01位岩手県90t
02位北海道74t
02位宮城県74t
04位千葉県69t
05位愛媛県40t
05位福岡県40t
07位山口県34t
08位三重県22t
09位徳島県21t
10位島根県19t
11位長崎県18t
12位青森県16t
13位茨城県15t
13位兵庫県15t
13位大分県15t
16位福井県13t
17位新潟県12t
17位静岡県12t
19位京都府10t
20位佐賀県9t
21位秋田県6t
21位鳥取県6t
23位神奈川県5t
23位石川県5t
25位和歌山県4t
26位山形県3t
27位福島県2t
27位富山県2t
27位愛知県2t
27位広島県2t
37位熊本県2t
32位東京都1t
32位香川県1t
32位宮崎県1t
35位大阪府0t
35位岡山県0t
35位高知県0t
35位鹿児島県0t
沖縄県
栃木県
群馬県
埼玉県
山梨県
長野県
岐阜県
滋賀県
奈良県
全国計658t

出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」
※アワビの漁獲量のデータは2021年のものです
※「-」は事実のないもの、「0」は1に満たないもの
※栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県は海に隣接していないため、「-」としています

第1位:岩手県

アワビの漁獲量日本一は岩手県で、全体の約13.7%を占めています。主にカギ採り(船の上から箱メガネで海底を目視し、竿カギと呼ばれるカギで漁獲する方法)で漁獲し、海女さんの素潜り漁が行われている地域もあり。ちなみに、海女さんより男性が潜って獲ってる量の方が多いです。

また、アワビの旬は夏ですが、岩手県で穫れるエゾアワビは11~12月が旬。

第2位:北海道

アワビの漁獲量2位は北海道で、全体の約11.2%を占めています。主にたも採り(船上から長いさおの先に付けられた専用のたも網を使って採取する)で漁獲。

北海道で穫れるアワビもエゾアワビで、北海道の冬の海は海水温が低く、本州でやっている潜水による漁獲ができません。

同率2位:宮城県

アワビの漁獲量同率2位は宮城県で、全体の約11.2%を占めています。伝統的な見突き漁(水中をのぞいてカギやモリで突いて捕獲する方法)や潜水漁で漁獲。

高級食材であるアワビは漁師にとってボーナスのようなもので、高齢になってもアワビ漁だけは続けるという人も多いです。また、そんな高級食材だからこそ密漁が絶えないという悩みもあります。

まとめ

アワビの漁獲量TOP3道県はどこも北日本で主にエゾアワビが穫れます。4位の千葉県や5位の福岡県だと、エゾアワビではなく、クロアワビやメカイアワビ、マダカアワビ。

また、アワビ自体が高級食材ですが、特に高いのはクロアワビです。国産クロアワビで大きいものだと2~3万円することもあります。

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