銀鮭の養殖生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

銀鮭は天然物が少なく、ほとんどが養殖されたもの。淡水で養殖をはじめ、海水順応させてから生け簀で海面養殖する魚です。

日本ではある都道府県で盛んなのですが、2011年の東日本大震災で養殖施設が大打撃をうけました。その後急ピッチで復興し、2014年以降は高い生産量を誇っています。

それでは、銀鮭の養殖生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

銀鮭の養殖生産量の都道府県ランキング

順位都道府県養殖収穫量
01位宮城県15806t
02位愛媛県21t
岩手県x
新潟県x
鳥取県x
熊本県x
北海道
青森県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
千葉県
東京都
神奈川県
富山県
石川県
福井県
静岡県
愛知県
三重県
京都府
大阪府
兵庫県
和歌山県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
栃木県
群馬県
埼玉県
山梨県
長野県
岐阜県
滋賀県
奈良県
全国計18482t

出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」
※銀鮭の養殖収穫量のデータは2021年のものです
※「-」は事実のないもの、「x」は秘密保護上、数値を公表しないもの
※栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県は海に隣接していないため、「-」としています

第1位:宮城県

銀鮭の養殖生産量日本一は宮城県で、全体の約85.5%を占めています。南三陸地方でリアス式の良湾を活かし、養殖が盛ん。

銀鮭の養殖を初めてしたのも宮城県で、1975年に南三陸町志津川地区で試験養殖が行われたのが始まり。その後、世界初の銀鮭養殖技術の確立しました。

また、宮城県内の特定の生産者が宮城県漁業協同組合の指導のもと生産している「伊達のぎん」や南三陸町志津川の生産者と行場商店が協力して生産している「銀乃すけ」はブランド化。

第2位:愛媛県

銀鮭の養殖生産量2位は愛媛県で、全体の約0.11%を占めています。宇和島市の水産加工会社や漁協大三島支所などが養殖。ちなみに、生産量は少ないですが、非公表のところが4県あるので2位です。

また、宇和島市のみかん魚プロジェクトで開発した「宇和島サーモン(みかん銀鮭)」や柑橘の香るご当時銀鮭の「大三島サーモン」のように愛媛の特産品である柑橘系フルーツと組み合わせた養殖が行われ、ブランド化も進めています。

まとめ

銀鮭の養殖生産量は宮城県で多く、85%以上が宮城県産です。昔は95%以上が宮城県産でした。

また、2位の愛媛県は養殖生産量が少ないですが、公表していない県が4県あるのでこの位置。

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