真珠の養殖生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

真珠は貝の体内で生成される宝石。日本では1893年に養殖アコヤガイの半円真珠の生産に成功、1907年に真円真珠が発明されました。その後、様々な技術改良を経て、養殖されています。

また、真珠は冠婚葬祭でも使える装飾品。ちなみに、炭酸カルシウムが主成分のため、汗の塩分に反応して光沢が悪くなってしまいます。そのため、保管する前に汗を拭き取るようにしたほうがいいでしょう。

それでは、真珠の養殖を生産の都道府県ランキングを見ていきます。

目次

真珠の養殖生産量の都道府県ランキング

順位都道府県養殖収穫量
01位長崎県5266kg
02位愛媛県4346kg
03位三重県2122kg
04位熊本県524kg
05位大分県241kg
06位佐賀県125kg
07位福井県20kg
徳島県x
福岡県x
鹿児島県x
沖縄県x
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
静岡県
愛知県
京都府
大阪府
兵庫県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
香川県
高知県
宮崎県
栃木県
群馬県
埼玉県
山梨県
長野県
岐阜県
滋賀県
奈良県
全国計12967kg

出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」
※真珠の養殖収穫量のデータは2021年のものです
※「-」は事実のないもの、「x」は秘密保護上、数値を公表しないもの
※栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県は海に隣接していないため、「-」としています

第1位:長崎県

真珠の養殖生産量日本一は長崎県で、全体の約40.6%を占めています。対馬や五島列島、九十九島で養殖。リアス式海岸で波が低く穏やかな海面は、きめが細かく良質な真珠を作るのに最適です。

また、長崎県は真円真珠養殖の発祥の地でもあります。

第2位:愛媛県

真珠の養殖生産量2位は愛媛県で、全体の約33.5%を占めています。宇和海での養殖が盛んです。

また、愛媛県は2020年まで10年連続で1位でしたが、2021年に長崎県に抜かれました。

第3位:三重県

真珠の養殖生産量3位は三重県で、全体の約16.4%を占めています。英虞湾で養殖。英虞湾は真珠のふるさとと呼ばれることもあります。

御木本幸吉が1893年に英虞湾で半円真珠の養殖に成功したことから三重県は真珠発祥の地として有名。生産量は3位ですが、真珠=三重県といったイメージをもっている人も少なくないでしょう。

まとめ

真珠の養殖生産量1位は長崎県で5分の2以上を生産。2位の愛媛県は3分の1以上、3位の三重県は7分の1以上を生産しています。

また、真珠は三重県のイメージがありますが、これは明治時代に半円真珠の養殖に成功したことから。ちなみに、真円真珠の養殖発祥の地は長崎県です。

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