フグは世界に120種類いて、日本近海には約50種類。そのうち22種類が食用として認可されています。フグの中でもトラフグやマフグが有名です。
また、フグといえば山口県のイメージがあり、フグの漁獲量1位なのか気になるところ。
それでは早速、フグの漁獲量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
目次
フグの漁獲量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 漁獲量 |
---|---|---|
01位 | 北海道 | 1990t |
02位 | 石川県 | 547t |
03位 | 愛知県 | 402t |
04位 | 高知県 | 394t |
05位 | 福井県 | 350t |
06位 | 新潟県 | 278t |
07位 | 山口県 | 226t |
08位 | 福岡県 | 190t |
09位 | 三重県 | 139t |
10位 | 富山県 | 115t |
11位 | 和歌山県 | 111t |
12位 | 岩手県 | 100t |
12位 | 宮城県 | 100t |
12位 | 愛媛県 | 100t |
15位 | 青森県 | 97t |
15位 | 千葉県 | 97t |
17位 | 香川県 | 90t |
18位 | 宮崎県 | 74t |
19位 | 神奈川県 | 73t |
20位 | 島根県 | 71t |
20位 | 徳島県 | 71t |
22位 | 長崎県 | 65t |
23位 | 秋田県 | 63t |
24位 | 静岡県 | 59t |
25位 | 大分県 | 58t |
26位 | 熊本県 | 49t |
27位 | 福島県 | 40t |
27位 | 兵庫県 | 40t |
29位 | 山形県 | 39t |
30位 | 京都府 | 29t |
31位 | 鹿児島県 | 27t |
32位 | 茨城県 | 21t |
32位 | 岡山県 | 21t |
34位 | 広島県 | 19t |
35位 | 大阪府 | 12t |
36位 | 鳥取県 | 10t |
37位 | 佐賀県 | 7t |
38位 | 東京都 | 0t |
– | 沖縄県 | – |
– | 栃木県 | – |
– | 群馬県 | – |
– | 埼玉県 | – |
– | 山梨県 | – |
– | 長野県 | – |
– | 岐阜県 | – |
– | 滋賀県 | – |
– | 奈良県 | – |
全国計 | 6172t |
第1位:北海道
フグの漁獲量1位は北海道で、全体の約32.2%を占めています。北海道ではここ10年ほどで漁獲量が増加し、漁獲量TOPになりました。延縄や定置網などで漁獲。
また、北海道で穫れるフグはトラフグやマフグなどです。
第2位:石川県
フグの漁獲量2位は石川県で、全体の約8.9%を占めています。延縄や定置網などで漁獲。
また、石川県で水揚げされるフグは主にゴマフグで、トラフグやマフグ、シロサバフグなども穫れます。輪島の港で水揚げされた天然フグが「輪島フグ」としてブランド化。
第3位:愛知県
フグの漁獲量3位は愛知県で、全体の約6.5%を占めています。主に延縄で漁獲。
また、愛知県は日本有数の天然トラフグの漁獲量を誇っています。他にはマフグやシロサバフグ、ヒガンフグなど。
まとめ
フグの漁獲量1位は山口県ではありません。山口でフグが有名なのは日本で唯一のフグ専門卸売市場「南風泊市場」があり、日本全国で水揚げされたフグが集まるからです。もちろん、そこがフグの取扱量日本一。
また、漁獲量1位は北海道で、ここ10年で漁獲量が急増しています。海水温が上昇することでフグが北上しているが要因と考えられ、嬉しい反面悲しいことも。フグには毒があるので調理するために免許がいりますが、急激に増えたので地元で消費するための調理人が足りていません。
ちなみに、フグ(トラフグ)の養殖生産量が気になる方は下の記事をご覧ください。
フグの養殖生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?
日本近海のフグは22種類が食べられますが、養殖されているフグは高級魚のトラフグのみです。トラフグの養殖はコストや手間が以前よりは改善されているものの、胃がない…
コメント