サンマの漁獲量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

サンマは秋の味覚を代表する食材。江戸時代から「安くて長きはさんまなり」と宣伝されてきて、庶民の味方の食材でもあります。

でも、サンマは近年記録的不漁が続いていて、価格が高騰。サンマ缶なら庶民も手を出しやすいですが、生のサンマが買いやすくなる日は再びくるのでしょうか。

それでは、サンマの漁獲量の都道府県ランキングを見ていきましょう。

目次

サンマの漁獲量の都道府県ランキング

順位都道府県漁獲量
01位北海道8191t
02位岩手県2444t
03位宮城県2341t
04位富山県1960t
05位福島県1706t
06位長崎県1183t
07位千葉県522t
08位静岡県114t
09位山口県4t
10位島根県1t
11位神奈川県0t
11位新潟県0t
11位京都府0t
11位和歌山県0t
11位佐賀県0t
青森県x
東京都x
三重県x
兵庫県x
福岡県x
熊本県x
秋田県
山形県
茨城県
石川県
福井県
愛知県
大阪府
鳥取県
岡山県
広島県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
栃木県
群馬県
埼玉県
山梨県
長野県
岐阜県
滋賀県
奈良県
全国計19513t

出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」
※サンマの漁獲量のデータは2021年のものです
※「-」は事実のないもの、「x」は秘密保護上、数値を公表しないもの、「0」は1に満たないもの
※栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県は海に隣接していないため、「-」としています

第1位:北海道

サンマの漁獲量日本一は北海道で、全体の約42%を占めています。サンマが光に集まる習性を利用し、集魚灯で群れを集めて捕獲するサンマ棒受網で漁獲。

また、サンマは北海道や東北の海域で穫れるものが多く、そこでの不漁が全国計の数字にも現れています。

第2位:岩手県

サンマの漁獲量2位は岩手県で、全体の約12.5%を占めています。サンマ漁は岩手県でも北海道同様、棒受け網漁。

また、サンマの記録手不漁が続くなか、岩手県単体の漁獲量は増えていて本州TOPです。

第3位:宮城県

サンマの漁獲量3位は宮城県で、全体の約12%を占めています。以前は旋網や流し網で獲っていましたが、現在の主流は北海道や岩手県と同じ棒受け網漁。光に集まってきた群れを一網打尽にできるので、この漁法が効率良いです。

また、サンマの不漁が続いていますが、宮城県でも好転の兆しがあります。

まとめ

サンマの漁獲量1位は北海道で、全体の約5分の2以上を占めています。TOP3道県だと約3分の2(約66.5%)です。

また、サンマの2021年の漁獲量は漁獲可能量(TAC)を大きく下回る1.9万tでした。サンマの漁獲量は劇的な回復はありませんが、少し光がさしてきています。同時に燃料費の高騰など不安材料も増えていますが、2023年、2024年と回復していって欲しいところ。

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