白菜の生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

白菜は11月~2月が旬で、冬の野菜というイメージも強いです。白菜は水分が多いので揚げ物には向いていませんが、鍋や煮物、炒めもの、漬物と料理の幅は広い野菜。

また、白菜の自給率はほぼ100%で、輸入もほとんどしていません。秋冬の国内需要が安定しているため、白菜農家は安定収入が期待できると言っていいでしょう。

それでは、白菜の生産量の都道府県ランキングを見ていきます。

目次

白菜の生産量の都道府県ランキング

順位都道府県収穫量
01位茨城県250300t
02位長野県228000t
03位群馬県29500t
04位埼玉県24600t
05位鹿児島県23900t
06位大分県23500t
07位北海道23100t
08位兵庫県22600t
09位愛知県21900t
10位長崎県20700t
11位栃木県18900t
12位熊本県16800t
13位福島県16300t
14位宮崎県14800t
15位岡山県13700t
16位宮城県9180t
17位和歌山県9130t
18位三重県8340t
19位岐阜県8280t
20位新潟県7940t
21位岩手県7910t
22位千葉県7230t
23位秋田県6700t
24位山形県6200t
25位青森県5560t
26位広島県5470t
27位山口県4530t
28位愛媛県4150t
29位滋賀県4070t
30位徳島県3360t
31位鳥取県3240t
32位富山県1610t
東京都
神奈川県
石川県
福井県
山梨県
静岡県
京都府
大阪府
奈良県
島根県
香川県
高知県
福岡県
佐賀県
沖縄県
全国計899900t

出典:農林水産省「作物統計」
※白菜の生産量のデータは2021年のものです
※「…」は数字が得られないもの

第1位:茨城県

白菜の生産量1位は茨城県で、全体の約27.8%を生産しています。主な産地は八千代町や結城市、三和町などで、特に県西地域での栽培が盛ん。猿島町は春白菜の銘柄産地に指定されています。

また、白菜の品種は「菜黄味(JAいばらきグループオリジナル品種)」や「黄楽」、「きらぼし」、「初笑」、「秋理想」など。

第2位:長野県

白菜の生産量2位は長野県で、全体の約25.3%を生産しています。佐久市や南牧村、川上村、小海町などで栽培。冷涼な高原を活かし、長野県では6月~10月が白菜の最盛期です。

また、白菜の品種は「信州大福」や「黄信」、「黄だて 06」、「黄愛 65」、「みねぶき 505」など。

第3位:群馬県

白菜の生産量3位は群馬県で、全体の約3.3%を生産しています。長野原町や伊勢崎市、邑楽町、嬬恋村などで栽培。群馬県内の平坦地域では冬どり栽培、高冷地では夏秋どり栽培をしています。

また、白菜の品種は「黄ごころ」、「勝黄」、「きらぼし」、「黄望峰」など。高崎市引間町付近で採れる白菜を国府白菜としてブランド化しています。

まとめ

白菜の生産量は茨城県と長野県で特に多く、2件で全体の半分以上の白菜を生産しています。白菜の品種は黄芯系(切った時に球内色が黄色)が主流。

また、群馬県の国府白菜や愛媛県のエコラブハクサイのようにブランド化している白菜もあります。

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次