小豆の生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

小豆はぜんざいや大福など和菓子に欠かせない食材。大豆ほど自給率は低くありません(小豆の自給率は約60%)が、中国やカナダから輸入しています。

また、小豆はある都道府県に生産を頼っていて、そこが作付面積を減らしたりするとダイレクトに総生産量に影響。2022年は実際にそれが起きました。

それでは、小豆の生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう。生産を頼っている都道府県がどこか確認してください。

目次

小豆の生産量の都道府県ランキング

順位都道府県収穫量
01位北海道39100t
02位兵庫県520t
03位京都府362t
04位滋賀県204t
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
大阪府
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
全国計42200t

出典:農林水産省「作物統計」
※小豆の生産量のデータは2021年のものです
※「…」はデータが得られないもの

第1位:北海道

北海道は小豆の生産量のシェア約92.7%。日本で作られるほとんどの小豆が北海道産となっています。そのため、北海道で作付面積が減ったり、何らかの事情で不作だったりすると総生産量が減少。(2020年→2021年に作付面積が減ったことで9700t減少しています)

また、北海道の小豆の三大品種は「きたろまん」、「エリモショウズ」、「きたのおとめ」です。

第2位:兵庫県

兵庫県は小豆の生産量2位ですが、全体に占める割合は約1.2%です。しかし、兵庫県でとれる「丹波大納言」系の小豆は大粒で色味や甘み、風味が良く、評判の高い小豆。

作っている数が少ないからといって過小評価してはいけません。

第3位:京都府

京都府は小豆の生産量第3位で、全体に占める割合は約0.9%。京都府でも「丹波大納言」系の小豆を生産しています。

まとめ

小豆の生産量は北海道に頼っている部分が大きいです。作付面積や収穫量の低下があると総生産量に響きます。

また、兵庫県や京都府、第4位の滋賀県では「丹波大納言」系の小豆を生産。数は多くありませんが、評判の高い品種で、こっちの生産量が少なくなるのも困ります。

和菓子は洋菓子に押されがちですが、買い支えるつもりでたまに和菓子を食べるようにしたほうがいいかもしれません。

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次