かいわれ大根の生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

かいわれ大根は発芽直後の大根のこと。ブロッコリースプラウトや豆苗より前に世間に浸透していたスプラウト食材です。かいわれ大根はサラダやおひたし、丼物の彩りなどに使われます。

また、福岡市能古島に住む前田瀧郎が水耕栽培方式によるカイワレダイコンの大量生産システムを考案したことで、量産体制が整いました。

それでは、かいわれ大根の生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

かいわれ大根の生産量の都道府県ランキング

順位都道府県収穫量
01位福岡県1090t
02位大阪府1070t
03位岐阜県250t
04位沖縄県115t
05位鹿児島県88t
06位大分県30t
07位長野県0t
北海道x
埼玉県x
千葉県x
高知県x
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
佐賀県
長崎県
熊本県
宮崎県
全国計4850t

出典:農林水産省「地域特産野菜生産状況調査」
※かいわれ大根の生産量のデータは2020年のものです
※「-」は事実のないもの、「x」は秘密保護上、数値を公表しないもの、「0」は1に満たないもの

第1位:福岡県

かいわれ大根の生産量日本一は福岡県で、全体の約22.5%を生産しています。遠賀郡岡垣町にある促成栽培専門農場などで栽培。

福岡県で考案されたシステムで大量生産できるようになったので、1位は死守したいところです。

第2位:大阪府

かいわれ大根の生産量2位は大阪府で、全体の約22.1%を生産しています。門真市の中野農園などで栽培。

また、1996年に大阪府堺市で食中毒がでたときに犯人扱いされたのがかいわれ大根でした。この風評被害によってかいわれ大根農家は大きな打撃を受け、破産に追い込まれる生産者もでる大騒動に。当時の厚生労働大臣だった菅直人が安全性をアピールして大量に食べたことで収まりをみせました。

第3位:岐阜県

かいわれ大根の生産量3位は岐阜県で、全体の約5.2%を生産しています。可児市の㈱丸藤などで栽培。

まとめ

かいわれ大根は上位3府県で全体の約半分(約49.8%)を生産しています。1農家ではなく、1事業として企業で作っているところが多いです。日本スプラウト協会(元日本かいわれ協会)に19企業ほど加盟していて、かいわれ大根だけでなく、レッドキャベツスプラウトやブロッコリースプラウトなど他のスプラウト食材を作っているところがほとんど。

ちなみに、かいわれ大根の茶色の種や殻は食べても問題ありません。でも、食感や舌触りが悪くなるため、取り除いて食べるのが一般的です。

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