そばの生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

そばは国産のイメージも強いですが、自給率は2割前後。中国やアメリカ、ロシアなどから輸入しています。

また、実はそばの栽培は日本に向いていません。乾燥には強いそばですが、湿害や暑さに弱く、冷涼な気候の土地で栽培されています。そして、日本で冷涼な土地というとどの都道府県になるかランキングも想像しやすくなるでしょう。

それでは、そばの生産量の都道府県ランキングについてです。

目次

そばの生産量の都道府県ランキング

順位都道府県収穫量
01位北海道17300t
02位山形県3640t
03位長野県2500t
04位福島県2310t
05位秋田県2160t
06位栃木県2130t
07位茨城県2060t
08位岩手県1410t
09位福井県1220t
10位青森県969t
11位鹿児島県880t
12位新潟県638t
13位熊本県562t
14位群馬県404t
15位富山県370t
16位滋賀県355t
17位宮崎県212t
18位埼玉県179t
19位宮城県161t
20位島根県140t
21位岐阜県126t
22位石川県120t
23位鳥取県108t
24位山梨県106t
25位大分県104t
26位千葉県89t
27位長崎県76t
28位兵庫県68t
29位岡山県60t
30位三重県56t
31位京都府52t
32位広島県49t
33位静岡県48t
34位福岡県37t
35位沖縄県34t
36位愛媛県27t
37位佐賀県20t
38位山口県15t
39位徳島県14t
40位香川県12t
41位神奈川県11t
41位奈良県11t
43位愛知県6t
44位高知県2t
45位東京都1t
45位和歌山県1t
大阪府x
全国計40900t

出典:農林水産省「作物統計」
※そばの生産量のデータは2021年のものです
※「x」は秘密保護上、数値を公表しないもの

第1位:北海道

冷涼な土地ということで、北海道がそばの生産量1位です。全体の約42.3%を占めるそばが北海道で生産されており、幌加内町や深川市、音威子府村、旭川市など道北地方での生産が盛ん。

また、そばの品種は「キタワセソバ」が主流で、以前は「牡丹そば」が主流でした。

第2位:山形県

山形県も冷涼な土地で、そばの生産量ランキング第2位です。全体の約8.9%を生産しています。

また、そばの品種は北海道とは違い、「最上早生」や「でわかおり」、「山形BW5号」となっています。「山形BW5号」は2018年から一般作付が始まった注目品種です。

第3位:長野県

標高が高いので平均気温の低めの長野県が3位にランクイン。長野県の年間平均気温はかなり低いです。

全体の約6.1%のそばを生産し、品種は北海道や山形県と違い、「長野S8号」や「桔梗11号」、「タチアカネ」、「入野谷在来」などを栽培。

まとめ

そばは全国的に栽培されていますが、生産量が多いのは北海道や山形県、長野県です。

また、長野県は信州そばが特産品となっていますが、長野県で栽培されたそば粉が40%以上でないと信州そばには認定されません。

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