鮭は貝塚から鮭の骨が出土するなど日本では古くから食べられている魚。シロサケやベニザケ、ギンサケ、マスノスケ(キングサーモン)が流通しています。そして、都道府県ランキングの1位は想像しやすいでしょう。
また、鮭は魚独特のクセがほとんどなく、程よく脂ものった魚。焼き物や鍋、揚げ物などで食べられます。生食されるようになったのは1980年代に養殖鮭(サーモン)が輸入されるようになってからです。
それでは、鮭の漁獲量の都道府県ランキングを見ていきましょう。
鮭の漁獲量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 漁獲量 |
---|---|---|
01位 | 北海道 | 55342t |
02位 | 青森県 | 553t |
03位 | 岩手県 | 328t |
04位 | 秋田県 | 158t |
05位 | 新潟県 | 93t |
06位 | 山形県 | 89t |
07位 | 宮城県 | 72t |
08位 | 富山県 | 10t |
09位 | 石川県 | 6t |
10位 | 福井県 | 5t |
11位 | 京都府 | 2t |
12位 | 福島県 | 0t |
12位 | 茨城県 | 0t |
12位 | 山口県 | 0t |
– | 兵庫県 | x |
– | 島根県 | x |
– | 千葉県 | – |
– | 東京都 | – |
– | 神奈川県 | – |
– | 静岡県 | – |
– | 愛知県 | – |
– | 三重県 | – |
– | 大阪府 | – |
– | 和歌山県 | – |
– | 鳥取県 | – |
– | 岡山県 | – |
– | 広島県 | – |
– | 徳島県 | – |
– | 香川県 | – |
– | 愛媛県 | – |
– | 高知県 | – |
– | 福岡県 | – |
– | 佐賀県 | – |
– | 長崎県 | – |
– | 熊本県 | – |
– | 大分県 | – |
– | 宮崎県 | – |
– | 鹿児島県 | – |
– | 沖縄県 | – |
– | 栃木県 | – |
– | 群馬県 | – |
– | 埼玉県 | – |
– | 山梨県 | – |
– | 長野県 | – |
– | 岐阜県 | – |
– | 滋賀県 | – |
– | 奈良県 | – |
全国計 | 56658t |
第1位:北海道
鮭の漁獲量1位は北海道で、全体の約97.7%を占めています。道内の多くの漁港や河川で鮭を釣ることができ、鮭を釣るために北海道を訪れる人も少なくありません。
また、北海道で穫れる鮭55342tのうち55253t(約99.8%)がシロサケで、ベニザケが2t、ギンサケが77t、マスノスケが11tとなっています。ちなみに、ブランド鮭として羅臼で水揚げされる「羅皇」や日高沖で漁獲される「銀聖」があります。
第2位:青森県
鮭の漁獲量2位は青森県で、全体の約0.98%を占めています。下北半島から八戸沖の沿岸、青森の西海岸と呼ばれる日本海側まで全海域で水揚げ。
また、青森県で穫れる鮭もほとんどがシロサケで、ギンサケやマスノスケも少し穫れます。
第3位:岩手県
鮭の漁獲量3位は岩手県で、全体の約0.58%を占めています。久慈や宮古、釜石、大船渡などで水揚げ。定置漁業が約9割を占めています。
また、岩手県ではさけを守るため、釣り人に採捕の制限がかけられています。海面は10月~翌年2月、河川の河口付近は9月~翌年2月、河川・湖では周年の鮭の採捕が禁止です。
まとめ
鮭の漁獲量はそのほとんどが北海道。2位以下の都府県はどこも全体の1%未満です。
また、鮭の種類はシロサケがほとんどで、全国の漁獲量56658t中のうち56563tがシロサケになります。シロサケの次に穫れるのはギンザケで、78t中77tが北海道で水揚げされたもの。
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