ヒラメはカレイとよく間違われる魚で、「左ヒラメに右カレイ」という覚え方があります。目を上にしておいたときに左向きになるのがヒラメです。ちなみに、ヒラメは口や歯が大きいのも特徴なので、そこでも区別できます。
また、ヒラメは刺身や寿司で食べることが多く、エンガワが好きな人も多いです。冬が旬で、夏場は味が落ちると言われていますが、それでもなかなか美味しい魚。
それでは、ヒラメの漁獲量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
目次
ヒラメの漁獲量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 漁獲量 |
---|---|---|
01位 | 北海道 | 818t |
02位 | 青森県 | 760t |
03位 | 福島県 | 596t |
04位 | 宮城県 | 585t |
05位 | 千葉県 | 306t |
06位 | 長崎県 | 261t |
07位 | 新潟県 | 230t |
08位 | 茨城県 | 229t |
09位 | 兵庫県 | 169t |
10位 | 福岡県 | 156t |
11位 | 秋田県 | 139t |
12位 | 愛知県 | 125t |
13位 | 熊本県 | 124t |
14位 | 山口県 | 119t |
15位 | 島根県 | 116t |
15位 | 愛媛県 | 116t |
17位 | 岩手県 | 109t |
18位 | 三重県 | 106t |
19位 | 神奈川県 | 89t |
20位 | 香川県 | 78t |
21位 | 大分県 | 62t |
22位 | 富山県 | 61t |
23位 | 徳島県 | 52t |
24位 | 石川県 | 49t |
25位 | 山形県 | 41t |
25位 | 鹿児島県 | 41t |
27位 | 和歌山県 | 40t |
28位 | 福井県 | 32t |
28位 | 鳥取県 | 32t |
28位 | 広島県 | 32t |
31位 | 岡山県 | 28t |
32位 | 大阪府 | 24t |
33位 | 静岡県 | 21t |
34位 | 宮崎県 | 16t |
35位 | 京都府 | 15t |
36位 | 高知県 | 8t |
37位 | 佐賀県 | 7t |
38位 | 東京都 | 0t |
– | 沖縄県 | – |
– | 栃木県 | – |
– | 群馬県 | – |
– | 埼玉県 | – |
– | 山梨県 | – |
– | 長野県 | – |
– | 岐阜県 | – |
– | 滋賀県 | – |
– | 奈良県 | – |
全国計 | 5790t |
第1位:北海道
ヒラメの漁獲量日本一は北海道で、全体の約14.1%を占めています。北海道では日本海と津軽海峡を中心に分布し、刺し網や底建網などで漁獲。
また、ヒラメは漁業管理協定により35cm未満のヒラメを採捕しないよう漁業者が自主規制を行うなどの資源管理しています。
第2位:青森県
ヒラメの漁獲量2位は青森県で、全体の約13.1%を占めています。日本海側や津軽海峡、陸奥湾、太平洋側と青森全域で、一本釣り漁や底建網漁、刺し網漁によって漁獲。
また、青森県はヒラメを「県魚」に指定しています。県魚は郷土を代表するものとして選び定められた魚介で、岩手県は南部サケ、秋田県はハタハタです。
第3位:福島県
ヒラメの漁獲量3位は福島県で、全体の約10.3%を占めています。沖合い底びき網漁法や小型底びき網漁法、刺し網漁法で漁獲。
また、福島県ではヒラメの漁獲サイズの制限(全長30cm未満の水揚げ禁止)があります。
まとめ
ヒラメの漁獲量TOP3は北日本の3道県でしたが、ヒラメは南日本でも穫れる魚です。海のない県を除けば、沖縄県以外で獲られています。
また、ヒラメは成長が早く、海底で静止していることも多いので養殖しやすい魚(エサ代や電気代のコストは高め)。漁獲量よりは養殖生産量は少ないですが、北海道と青森県で穫れるヒラメくらいの量が養殖されています。
ヒラメの養殖生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?
ヒラメの養殖は天然物と同じマイワシやイカナゴを食べ、運動は天然も養殖もほとんどしないので、天然と養殖で食味の差がほぼない魚です。寄生虫のクドアに関しても各自…
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