冬瓜の生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

冬瓜は淡白な味で果肉がやわらかいため、煮物やスープなどで食べられる野菜。水分が多いので栄養価にはあまり期待できないですが、カリウムやビタミンCは比較的多いです。

また、冬瓜は冬とついているので旬や採れる時期が冬と勘違いしがちですが、旬は夏。ややこしいんですが、冬まで日持ちすることからこの名前がついています。

それでは、冬瓜の生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

冬瓜の生産量の都道府県ランキング

順位都道府県収穫量
01位沖縄県2900t
02位愛知県1360t
03位岡山県1170t
04位神奈川県894t
05位和歌山県601t
06位静岡県579t
07位鹿児島県373t
08位茨城県253t
09位長崎県213t
10位大阪府121t
11位千葉県85t
12位石川県59t
13位広島県32t
14位福岡県29t
15位滋賀県14t
16位兵庫県13t
17位埼玉県12t
18位福島県8t
18位香川県8t
20位岐阜県7t
21位京都府6t
22位宮崎県5t
23位宮城県3t
23位愛媛県3t
25位新潟県2t
25位富山県2t
25位山梨県2t
28位長野県1t
28位島根県1t
28位熊本県1t
31位栃木県0t
北海道
青森県
岩手県
秋田県
山形県
群馬県
東京都
福井県
三重県
奈良県
鳥取県
山口県
徳島県
高知県
佐賀県
大分県
全国計8750t

出典:農林水産省「地域特産野菜生産状況調査」
※冬瓜の生産量のデータは2020年のものです
※「-」は事実のないもの、「0」は1に満たないもの

第1位:沖縄県

冬瓜の生産量日本一は沖縄県で、全体の約33.1%を生産しています。宮古島市や糸満市、本島南部、豊見城市、宮古諸島などで栽培。

また、沖縄県では複数の冬瓜を栽培していて、大きく分けると大玉系、青長大玉系、中玉系、白粉中玉系、小玉系です。県外に出荷している主な品種は沖縄県生まれの「ヘルシーボール」。

第2位:愛知県

冬瓜の生産量2位は愛知県で、全体の約15.5%を生産しています。豊橋市を中心に、東海市や田原市などでも栽培。

また、愛知県では「琉球冬瓜」を主に栽培し、愛知の伝統野菜である「早生とうがん」も栽培しています。ちなみに、豊橋の冬瓜は「豊橋なんぶとうがん」としてブランド化も。

第3位:岡山県

冬瓜の生産量3位は岡山県で、全体の約13.4%を生産しています。ほとんどが瀬戸内市牛窓町で栽培され、冬瓜は瀬戸内市の特産品です。

また、岡山県では冬瓜を食べる習慣がなく、県外への出荷がほとんど。県内でも消費が増えるためにブランド化やPRを進めています。

まとめ

冬瓜は約3分の1が沖縄県で生産されていて、県内消費も多い野菜です。一方で、岡山県瀬戸内市のように県内消費が伸び悩んでいるところもあります。

また、冬瓜は夏至に食べるもの。夏至以外でも食べる習慣ができれば、もっと普及するかもしれません。

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