くわいの生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

くわいは「食べると芽(目)が出る」につながる縁起のいい食べ物で、おせち料理やお雑煮などで食べられています。ちなみに、日本で最も普及していて、他に食用にしているのは中国くらいです。

また、くわいは炭水化物が豊富で、野菜の中でも炭水化物がトップクラスのさつまいも級。炭水化物以外には、リンやカリウム、亜鉛などミネラルが豊富な野菜です。

それでは、くわいの生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

くわいの生産量の都道府県ランキング

順位都道府県収穫量
01位広島県111t
02位埼玉県59t
03位茨城県11t
03位大阪府11t
05位京都府5t
06位石川県3t
07位新潟県1t
07位長崎県1t
09位千葉県0t
09位神奈川県0t
9位長野県0t
9位和歌山県0t
9位岡山県0t
9位山口県0t
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
栃木県
群馬県
東京都
富山県
福井県
山梨県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
兵庫県
奈良県
鳥取県
島根県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
全国計202t

出典:農林水産省「地域特産野菜生産状況調査」
※くわいの生産量のデータは2020年のものです
※「-」は事実のないもの

第1位:広島県

くわいの生産量日本一は広島県で、全体の約55%を生産しています。県内では主に福山市で栽培され、全国に流通している約7割が福山市産です。瀬戸内の日照量が多く、温暖な気候がくわいの生育に適しています。

また、くわいは「青くわい」、「白くわい」、「吹田くわい」の3種類があります。日本では主に「青くわい」を栽培し、広島県福山市のくわいも「青くわい」です。

第2位:埼玉県

くわいの生産量2位は埼玉県で、全体の約29.2%を生産しています。さいたま市や草加市、川口市、越谷市などで栽培。

また、埼玉県では「青くわい」のうちやや腰高で円球系の系統の「京くわい」を中心に栽培しています。

第3位:茨城県

くわいの生産量3位は茨城県で、全体の約5.4%を生産しています。県内では主にかすみがうら市で栽培。

また、茨城県で栽培しているのも「青くわい」です。

同率3位:大阪府

くわいの生産量同率3位は大阪府で全体の約5.4%を生産しています。府内では門真市や吹田市で栽培。

また、門真市で栽培されている「青くわい」は特産品になっていて「河内くわい」として流通しています。吹田市ではなにわ伝統野菜の1つである「吹田くわい」を栽培。吹田くわいは絶滅の危機を迎えたこともありますが、有志によって栽培が続けられています。

まとめ

くわいは生産量日本一の広島県で半分以上、2位の埼玉県を含めると8割以上、3位の茨城県と大阪府も含めると95%。ほとんどがこの4府県で作られています。

ちなみに、温暖な気候での栽培が適しているため、関東以南が栽培適地。れんこんのように水利の便がよいことも必須条件です。れんこんのランキングも気になった方は下の記事をご覧ください。

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