つるむらさきは東南アジア原産の野菜で、耐暑性が強くて栽培適温が25~30℃と高いです。つるむらさきは知っている人は知っている野菜ですが、食べたことのない人や聞いたことさえない人もいるでしょう。
また、つるむらさきはネバネバ食感が特徴で、独特な香りもあります。えぐみを感じるので生食には不向きで、油を使った調理と相性がいい野菜です。
それでは、つるむらさきの生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
目次
つるむらさきの生産量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 収穫量 |
---|---|---|
01位 | 福島県 | 281t |
02位 | 宮城県 | 149t |
03位 | 徳島県 | 126t |
04位 | 埼玉県 | 97t |
05位 | 山形県 | 66t |
06位 | 秋田県 | 37t |
07位 | 大阪府 | 19t |
07位 | 島根県 | 19t |
09位 | 愛媛県 | 16t |
10位 | 大分県 | 14t |
11位 | 兵庫県 | 8t |
12位 | 千葉県 | 7t |
13位 | 群馬県 | 6t |
13位 | 福井県 | 6t |
13位 | 奈良県 | 6t |
13位 | 広島県 | 6t |
17位 | 新潟県 | 5t |
18位 | 神奈川県 | 4t |
19位 | 青森県 | 3t |
19位 | 鹿児島県 | 3t |
21位 | 福岡県 | 2t |
22位 | 岩手県 | 1t |
22位 | 茨城県 | 1t |
22位 | 岡山県 | 1t |
25位 | 栃木県 | 0t |
25位 | 富山県 | 0t |
25位 | 石川県 | 0t |
25位 | 山梨県 | 0t |
25位 | 長野県 | 0t |
25位 | 岐阜県 | 0t |
25位 | 愛知県 | 0t |
25位 | 長崎県 | 0t |
25位 | 熊本県 | 0t |
– | 北海道 | – |
– | 東京都 | – |
– | 静岡県 | – |
– | 三重県 | – |
– | 滋賀県 | – |
– | 京都府 | – |
– | 和歌山県 | – |
– | 鳥取県 | – |
– | 山口県 | – |
– | 香川県 | – |
– | 高知県 | – |
– | 佐賀県 | – |
– | 宮崎県 | – |
– | 沖縄県 | – |
全国計 | 883t |
第1位:福島県
つるむらさきの生産量日本一は福島県で、全体の約31.8%を生産しています。伊達市や中島村、矢吹町などで栽培。福島県の夏の高温多湿な気候を活かし、露地栽培を行っています。
また、つるむらさきの名前の由来でもある紫っぽ茎の赤茎系、緑色の茎で食味の良い緑茎系があり、緑茎の品種のほうが今は主流。福島県でも緑茎系の品種を主に栽培しています。
第2位:宮城県
つるむらさきの生産量2位は宮城県で、全体の約16.9%を生産しています。蔵王町を中心に仙南地域で広く栽培。つるむらさきは宮城県の特産野菜となっています。
また、宮城県でも食べやすい緑茎の品種を栽培。
第3位:徳島県
つるむらさきの生産量3位は徳島県で、全体の約14.3%を生産しています。徳島市や鳴門市などで栽培。
また、徳島県も緑茎系の品種が生産されています。
まとめ
つるむらさきは生産量100tを超えるのが上位3県だけです。福島県と宮城県、徳島県で全体の約5分の3以上(約63%)を生産しています。
また、つるむらさきは小松菜に栄養価の似た野菜。独特の香りがあるので、食べやすさは小松菜に負けますが、ネバネバ食感が好きな人や新しい野菜に挑戦してみたい人は食べてみるといいでしょう。ちなみに、旬は夏です。
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