アジは刺身やフライ、唐揚げ、南蛮漬けなど様々な料理で食べられる魚。干物やアンチョビなどの加工品にもなり、日本で昔からよく食べられてきました。価格も安定していて、買いやすいので一品足したいときに買う人も少なくないでしょう。
また、値段は上がりますが、ブランドアジもたくさんあります。有名なのは大分県の「関あじ」ですが、順位に影響してくるのでしょうか?そして、自分の都道府県のランキングも気になるところです。
それでは、アジの消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
目次
アジの消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 山口県(山口市) | 2075g | 2743円 |
02位 | 佐賀県(佐賀市) | 2018g | 1807円 |
03位 | 大分県(大分市) | 1659g | 1925円 |
04位 | 長崎県(長崎市) | 1615g | 2492円 |
05位 | 愛媛県(松山市) | 1489g | 2099円 |
06位 | 熊本県(熊本市) | 1398g | 1391円 |
07位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 1328g | 1849円 |
08位 | 福岡県(福岡市) | 1305g | 1307円 |
09位 | 宮崎県(宮崎市) | 1266g | 1990円 |
10位 | 鳥取県(鳥取市) | 1260g | 1214円 |
11位 | 島根県(松江市) | 1250g | 1562円 |
12位 | 千葉県(千葉市) | 1192g | 1265円 |
13位 | 石川県(金沢市) | 1169g | 1729円 |
14位 | 香川県(高松市) | 1031g | 1239円 |
15位 | 高知県(高知市) | 956g | 1031円 |
16位 | 富山県(富山市) | 943g | 1527円 |
17位 | 大阪府(大阪市) | 933g | 860円 |
18位 | 三重県(津市) | 845g | 1046円 |
19位 | 秋田県(秋田市) | 841g | 841円 |
20位 | 青森県(青森市) | 824g | 720円 |
21位 | 神奈川県(横浜市) | 819g | 1126円 |
22位 | 岡山県(岡山市) | 799g | 981円 |
23位 | 静岡県(静岡市) | 779g | 1096円 |
24位 | 滋賀県(大津市) | 770g | 1120円 |
25位 | 東京都(東京都区部) | 767g | 1193円 |
26位 | 新潟県(新潟市) | 748g | 798円 |
27位 | 広島県(広島市) | 713g | 1220円 |
28位 | 愛知県(名古屋市) | 690g | 953円 |
29位 | 徳島県(徳島市) | 687g | 777円 |
30位 | 埼玉県(さいたま市) | 672g | 1079円 |
31位 | 和歌山県(和歌山市) | 665g | 1003円 |
32位 | 奈良県(奈良市) | 634g | 1023円 |
33位 | 宮城県(仙台市) | 625g | 631円 |
34位 | 福井県(福井市) | 603g | 825円 |
35位 | 群馬県(前橋市) | 546g | 646円 |
36位 | 兵庫県(神戸市) | 522g | 753円 |
37位 | 京都府(京都市) | 481g | 872円 |
38位 | 岐阜県(岐阜市) | 475g | 601円 |
39位 | 山梨県(甲府市) | 470g | 752円 |
40位 | 長野県(長野市) | 464g | 588円 |
41位 | 茨城県(水戸市) | 419g | 513円 |
42位 | 岩手県(盛岡市) | 351g | 423円 |
43位 | 栃木県(宇都宮市) | 349g | 515円 |
44位 | 福島県(福島市) | 291g | 568円 |
45位 | 山形県(山形市) | 254g | 260円 |
46位 | 沖縄県(那覇市) | 157g | 225円 |
47位 | 北海道(札幌市) | 121g | 181円 |
全国平均 | 775g | 997円 |
第1位:山口県(山口市)
アジの消費量日本一は山口県(山口市)です。常に1位ではありませんが、山口県では近年消費量が多く、上位にランクインすることが多くなっています。ブランドアジの「瀬つきあじ」もその要因のひとつでしょう。
また、山口県のアジの漁獲量は9位で、1位の長崎県に大きく離されています。
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第2位:佐賀県(佐賀市)
アジの消費量2位は佐賀県(佐賀市)です。佐賀県もアジの消費量で上位にきやすい都道府県。新鮮なアジを手に入れやすい県ですが、上位を裏付けるような強い理由はありませんでした。
また、佐賀県ではアジの養殖も行っています。
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第3位:大分県(大分市)
アジの消費量3位は大分県(大分市)です。「関あじ」が有名な大分県は3位でした。ちなみに、大分県はTOP10にランクインすることは多いですが、TOP3に入ってくることは少なめ。
また、「関あじ」や「関サバ」の漁獲量が近年減少していて、県は頭を悩ませています。
まとめ
アジの消費量は1位が山口県、2位が佐賀県、3位が大分県でした。この順位は不動ではなく、TOP3の順位もその年によって変わります。
また、アジの消費量TOP10がすべて西日本で、西日本の方が東日本よりも消費が多いです。これは毎年で、東日本の中でも東北地方で消費量が少ない傾向があります。
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