うどは春の山菜のひとつで、山に自生しているものと栽培しているものがあります。シャキシャキとした食感と独特なほろ苦さが特徴で、炒め物や煮物、和え物などに様々な料理に使える野菜です。
地下に掘った室に株を入れ、もやしのように軟白栽培していて、「白うど」や「軟白うど」と呼ばれたりするうどもあります。また、日に当てて栽培した緑化したうどや土を盛って白い部分も多いうどが「山うど」として流通しているのが現在の主流です。
それでは、うどの生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
目次
うどの生産量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 収穫量 |
---|---|---|
01位 | 栃木県 | 570t |
02位 | 群馬県 | 458t |
03位 | 秋田県 | 128t |
04位 | 山形県 | 49t |
05位 | 青森県 | 46t |
05位 | 東京都 | 46t |
07位 | 兵庫県 | 31t |
08位 | 埼玉県 | 25t |
09位 | 福島県 | 17t |
10位 | 茨城県 | 9t |
11位 | 宮城県 | 8t |
12位 | 神奈川県 | 7t |
13位 | 新潟県 | 6t |
14位 | 石川県 | 5t |
15位 | 長野県 | 3t |
16位 | 岩手県 | 2t |
16位 | 山梨県 | 2t |
16位 | 滋賀県 | 2t |
19位 | 大阪府 | 1t |
19位 | 広島県 | 1t |
19位 | 福岡県 | 1t |
22位 | 富山県 | 0t |
22位 | 岐阜県 | 0t |
22位 | 京都府 | 0t |
22位 | 島根県 | 0t |
22位 | 岡山県 | 0t |
22位 | 愛媛県 | 0t |
– | 北海道 | x |
– | 千葉県 | x |
– | 福井県 | … |
– | 静岡県 | – |
– | 愛知県 | – |
– | 三重県 | – |
– | 奈良県 | – |
– | 和歌山県 | – |
– | 鳥取県 | – |
– | 山口県 | – |
– | 徳島県 | – |
– | 香川県 | – |
– | 高知県 | – |
– | 佐賀県 | – |
– | 長崎県 | – |
– | 熊本県 | – |
– | 大分県 | – |
– | 宮崎県 | – |
– | 鹿児島県 | – |
– | 沖縄県 | – |
全国計 | 1450t |
第1位:栃木県
うどの生産量日本一は栃木県で、全体の約39.3%を生産しています。大田原市や那須町などで栽培。
また、栃木県では緑化うど(山うど)を栽培していて、「栃木芳香1号」と「栃木芳香2号」の2品種が中心です。「那須の春香うど」という名称で出荷されています。
第2位:群馬県
うどの生産量2位は群馬県で、全体の約31.6%を生産しています。昭和村や沼田市、渋川市、東吾妻町などで栽培され、県北部での栽培が盛ん。冬に根株を暖かいハウス内に伏せ込んで新芽を出させる促成栽培で全国でも有数の産地となっています。
また、群馬県では「利根白」などの品種を栽培し、緑化うどを山うどとして出荷。
第3位:秋田県
うどの生産量3位は秋田県で、全体の約8.8%を生産しています。能代市や藤里町などで栽培。能代市二ツ井町地区での栽培が盛んです。
また、秋田県では「白神山うど」を中心に生産され、山うどとして出荷されています。ちなみに、山で採れた天然山うどが販売されていることもあり。
まとめ
うどは上位3県で約8割(約79.7%)を生産しています。東京都で軟白栽培したものが生産量1位の時代もありましたが、今は白い部分も多い緑化うどを山うどとして流通させるのが主流。
ちなみに、うどは日本原産の山菜(野菜)です。
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