即席麺はインスタント食品の一種で、インスタントラーメンやうどん、そば、焼きそばなどを指します。ちなみに、カップ麺も即席麺の一種ですが、ここでいう即席麺はいわゆる袋麺のことで、カップ麺は除外。カップ麺のランキングに関しては下の記事で確認してください。
即席麺(袋麺)は手軽に作れる食品ですが、鍋や容器が必要なのでカップ麺と比べると手がかかります。一体どの都道府県で消費量が多くなっているかも予想できません。
それでは、即席麺の消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
即席麺の消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 佐賀県(佐賀市) | 3966g | 2750円 |
02位 | 福岡県(福岡市) | 3712g | 2710円 |
03位 | 高知県(高知市) | 3703g | 2619円 |
04位 | 熊本県(熊本市) | 3637g | 2558円 |
05位 | 鳥取県(鳥取市) | 3608g | 2681円 |
06位 | 富山県(富山市) | 3466g | 2600円 |
07位 | 兵庫県(神戸市) | 3424g | 2313円 |
08位 | 香川県(高松市) | 3323g | 2586円 |
09位 | 山口県(山口市) | 3289g | 2515円 |
10位 | 大阪府(大阪市) | 3270g | 2487円 |
11位 | 岡山県(岡山市) | 3206g | 2272円 |
12位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 3204g | 2473円 |
13位 | 三重県(津市) | 3203g | 2103円 |
14位 | 新潟県(新潟市) | 3193g | 2298円 |
15位 | 滋賀県(大津市) | 3185g | 2127円 |
16位 | 大分県(大分市) | 3172g | 2364円 |
17位 | 広島県(広島市) | 3156g | 2351円 |
18位 | 青森県(青森市) | 3151g | 2084円 |
19位 | 山形県(山形市) | 3111g | 2080円 |
20位 | 宮崎県(宮崎市) | 3099g | 2240円 |
21位 | 和歌山県(和歌山市) | 3094g | 2390円 |
22位 | 埼玉県(さいたま市) | 3000g | 2039円 |
23位 | 奈良県(奈良市) | 2974g | 2171円 |
24位 | 石川県(金沢市) | 2920g | 2120円 |
25位 | 長崎県(長崎市) | 2917g | 1911円 |
26位 | 宮城県(仙台市) | 2914g | 1985円 |
27位 | 秋田県(秋田市) | 2876g | 1931円 |
28位 | 島根県(松江市) | 2827g | 2280円 |
29位 | 神奈川県(横浜市) | 2796g | 2148円 |
30位 | 静岡県(静岡市) | 2773g | 1981円 |
31位 | 東京都(東京都区部) | 2761g | 2132円 |
32位 | 福島県(福島市) | 2758g | 2043円 |
33位 | 愛媛県(松山市) | 2752g | 2092円 |
34位 | 岩手県(盛岡市) | 2714g | 1930円 |
35位 | 愛知県(名古屋市) | 2689g | 2018円 |
36位 | 徳島県(徳島市) | 2660g | 2150円 |
37位 | 長野県(長野市) | 2644g | 1833円 |
38位 | 栃木県(宇都宮市) | 2620g | 1864円 |
39位 | 京都府(京都市) | 2568g | 2156円 |
40位 | 福井県(福井市) | 2483g | 1812円 |
41位 | 山梨県(甲府市) | 2470g | 1796円 |
42位 | 北海道(札幌市) | 2326g | 1816円 |
43位 | 岐阜県(岐阜市) | 2325g | 1903円 |
44位 | 千葉県(千葉市) | 2318g | 1694円 |
45位 | 群馬県(前橋市) | 2241g | 1521円 |
46位 | 沖縄県(那覇市) | 2087g | 1631円 |
47位 | 茨城県(水戸市) | 1805g | 1392円 |
全国平均 | 2892g | 2141円 |
第1位:佐賀県(佐賀市)
即席麺の消費量日本一は佐賀県(佐賀市)です。「はがくれラーメン金龍」や「神埼即席ラーメン」など有名な即席麺のある佐賀県が1位。
また、「マルタイ」の新工場が佐賀県唐津市に2022年3月完成しました。九州で愛されるハウス食品の「うまかっちゃん」もあり、袋麺を買う機会が多いことがうかがえます。
第2位:福岡県(福岡市)
即席麺の消費量2位は福岡県(福岡市)です。「マルタイ」の本社があり、マルタイラーメンはキャンプ愛好家からもよく食べられているラーメン。
また、「うまかっちゃん」は福岡を代表する袋麺と紹介されることもあり、この袋麺が消費に与える影響が大きいといえるでしょう。
第3位:高知県(高知市)
即席麺の消費量3位は高知県(高知市)です。ご当地袋麺もありますが、高知県で消費量が特に多くなることに対する情報はほぼありません。
お酒を飲む人が多いので、〆のラーメンに即席麺を食べる人が一定数いると考えられます。高知のご当地即席麺はカツオとゆずの出汁なので、〆の一杯としては最適。
まとめ
即席麺の消費量は1位が佐賀県、2位が福岡県、3位が高知県でした。TOP10がすべて西日本なので、東日本よりも西日本での消費が多いとも言えるでしょう。
また、九州地方が上位にランクインしていることから「うまかっちゃん」の存在が大きいといえます。カップ麺よりはちょっと面倒だけど、作ってでも食べたいという魅力があるのが「うまかっちゃん」なのかもしれません。
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