マーガリンは植物性・動物性油脂に発酵乳や食塩などを加えて練り合わせた加工食品。油脂含有率80%以上のものは「マーガリン」、80%未満のものは「ファットスプレッド」と分類されます。日本でマーガリンとして売られているものの主流は「ファットスプレッド」です。
また、マーガリンはパンを食べるときに使うため、食パンの消費量の順位が消費量に影響していると予測できます。でも、最近はトランス脂肪酸を気にする人も多いため、バターやマーガリンをあえて使わないという選択肢もあり、順位予想が難しいところです。
それでは、マーガリンの消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
マーガリンの消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 兵庫県(神戸市) | 1222g | 786円 |
02位 | 神奈川県(横浜市) | 1203g | 779円 |
03位 | 大阪府(大阪市) | 1164g | 815円 |
04位 | 愛知県(名古屋市) | 1152g | 717円 |
05位 | 和歌山県(和歌山市) | 1102g | 785円 |
06位 | 滋賀県(大津市) | 1097g | 746円 |
07位 | 奈良県(奈良市) | 1038g | 692円 |
08位 | 長崎県(長崎市) | 1028g | 716円 |
09位 | 愛媛県(松山市) | 1024g | 677円 |
10位 | 岡山県(岡山市) | 1005g | 738円 |
11位 | 青森県(青森市) | 930g | 748円 |
12位 | 宮城県(仙台市) | 903g | 726円 |
13位 | 島根県(松江市) | 891g | 730円 |
14位 | 新潟県(新潟市) | 885g | 623円 |
15位 | 山梨県(甲府市) | 878g | 711円 |
16位 | 石川県(金沢市) | 864g | 587円 |
16位 | 鳥取県(鳥取市) | 864g | 656円 |
18位 | 京都府(京都市) | 849g | 653円 |
19位 | 長野県(長野市) | 838g | 645円 |
20位 | 福井県(福井市) | 830g | 617円 |
20位 | 広島県(広島市) | 830g | 616円 |
22位 | 山口県(山口市) | 813g | 612円 |
23位 | 三重県(津市) | 799g | 619円 |
24位 | 熊本県(熊本市) | 791g | 617円 |
25位 | 岐阜県(岐阜市) | 785g | 641円 |
26位 | 栃木県(宇都宮市) | 771g | 663円 |
27位 | 埼玉県(さいたま市) | 761g | 611円 |
28位 | 静岡県(静岡市) | 758g | 655円 |
29位 | 香川県(高松市) | 752g | 604円 |
30位 | 千葉県(千葉市) | 745g | 574円 |
31位 | 福岡県(福岡市) | 744g | 569円 |
32位 | 群馬県(前橋市) | 739g | 638円 |
33位 | 沖縄県(那覇市) | 714g | 519円 |
34位 | 福島県(福島市) | 700g | 460円 |
35位 | 大分県(大分市) | 696g | 524円 |
36位 | 富山県(富山市) | 693g | 565円 |
37位 | 岩手県(盛岡市) | 688g | 615円 |
38位 | 徳島県(徳島市) | 678g | 459円 |
39位 | 東京都(東京都区部) | 677g | 572円 |
40位 | 北海道(札幌市) | 668g | 449円 |
41位 | 山形県(山形市) | 655g | 486円 |
42位 | 佐賀県(佐賀市) | 643g | 475円 |
42位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 643g | 424円 |
44位 | 高知県(高知市) | 631g | 605円 |
45位 | 茨城県(水戸市) | 610g | 460円 |
46位 | 秋田県(秋田市) | 521g | 437円 |
47位 | 宮崎県(宮崎市) | 518g | 416円 |
全国平均 | 847g | 627円 |
第1位:兵庫県(神戸市)
マーガリンの消費量1位は兵庫県(神戸市)です。兵庫県は1位を穫る年が多く、1位じゃない年もTOP3に入ることがほとんどの県。順位が非常に高いところで安定していることもあり、兵庫県民はマーガリンをよく食べているといえます。
また、兵庫県は食パンの消費量ランキング第2位。これだけを見れば、食パンの消費量がマーガリンの消費量に影響しているといえるでしょう。
第2位:神奈川県(横浜市)
マーガリンの消費量2位は神奈川県(横浜市)です。神奈川県は1位を獲ったこともあり、TOP5に入る年の多い県。10位台の年もあり、家庭によってマーガリンの消費量の差が大きいです。
また、神奈川県の食パンの消費量ランキングは第7位。
第3位:大阪府(大阪市)
マーガリンの消費量3位、購入金額1位は大阪府(大阪市)です。大阪府は10位台の年が多く、順位が良ければTOP10、悪ければ20位台。平均よりマーガリンを消費している家庭が多いですが、消費量の差は大きいです。
また、大阪府の食パンの消費量ランキングは21位。順位が特別高くないことから食パンの消費量がマーガリンの消費量にあまり影響しない場合もあることがわかります。例えば、マーガリンでなくバターを塗る家庭が多いと順位が下がるでしょう。
まとめ
マーガリンの消費量1位は兵庫県、2位は神奈川県、3位は大阪府。TOP3は固定でなく毎年変わりますが、兵庫県は1位を穫ることが多く、他に滋賀県や京都府、神奈川県あたりがTOP3に入ることが多いです。
また、食パンの消費量が多いところでマーガリンの消費量が多い傾向はありますが、必ずしもランキングが高くなるわけではありません。マーガリンの変わりにバターを使うかもしれませんし、両方使わないという人もいるでしょう。
ちなみに、マーガリンのトランス脂肪酸が問題視されやすいですが、バターのほうがトランス脂肪酸が多いです。
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