小麦粉は小麦を製粉した粉。薄力粉や中力粉、強力粉、全粒粉などがあり、パンやケーキ、麺、お好み焼きなどの様々な食品の材料になります。
では、どの都道府県で小麦粉の消費が多いのでしょうか?粉もの文化の大阪府やお好み焼きが有名な広島県、はたまた全然関係ない都道府県が上位にランクインしてくるのか気になるところです。
それでは、小麦粉の消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう。
目次
小麦粉の消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 長野県(長野市) | 4353g | 1003円 |
02位 | 愛知県(名古屋市) | 3222g | 755円 |
03位 | 福岡県(福岡市) | 3145g | 750円 |
04位 | 山口県(山口市) | 3128g | 697円 |
05位 | 山形県(山形市) | 3053g | 844円 |
06位 | 群馬県(前橋市) | 3014g | 739円 |
07位 | 愛媛県(松山市) | 2979g | 726円 |
08位 | 岡山県(岡山市) | 2972g | 748円 |
09位 | 和歌山県(和歌山市) | 2800g | 669円 |
10位 | 神奈川県(横浜市) | 2792g | 778円 |
11位 | 茨城県(水戸市) | 2741g | 720円 |
12位 | 青森県(青森市) | 2740g | 699円 |
13位 | 石川県(金沢市) | 2696g | 745円 |
14位 | 滋賀県(大津市) | 2668g | 826円 |
15位 | 京都府(京都市) | 2656g | 719円 |
16位 | 三重県(津市) | 2568g | 683円 |
17位 | 岐阜県(岐阜市) | 2519g | 668円 |
18位 | 沖縄県(那覇市) | 2507g | 492円 |
19位 | 秋田県(秋田市) | 2495g | 572円 |
20位 | 広島県(広島市) | 2438g | 731円 |
21位 | 北海道(札幌市) | 2430g | 632円 |
22位 | 岩手県(盛岡市) | 2413g | 704円 |
23位 | 熊本県(熊本市) | 2395g | 631円 |
24位 | 大分県(大分市) | 2370g | 671円 |
25位 | 静岡県(静岡市) | 2366g | 555円 |
26位 | 千葉県(千葉市) | 2325g | 555円 |
27位 | 宮城県(仙台市) | 2304g | 652円 |
28位 | 大阪府(大阪市) | 2298g | 579円 |
29位 | 鳥取県(鳥取市) | 2190g | 606円 |
30位 | 埼玉県(さいたま市) | 2182g | 642円 |
31位 | 富山県(富山市) | 2173g | 618円 |
32位 | 東京都(東京都区部) | 2154g | 657円 |
33位 | 長崎県(長崎市) | 2147g | 592円 |
34位 | 奈良県(奈良市) | 2119g | 742円 |
35位 | 佐賀県(佐賀市) | 2111g | 590円 |
36位 | 宮崎県(宮崎市) | 2059g | 523円 |
37位 | 島根県(松江市) | 2037g | 615円 |
38位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 2002g | 559円 |
39位 | 香川県(高松市) | 1973g | 594円 |
40位 | 兵庫県(神戸市) | 1894g | 505円 |
41位 | 徳島県(徳島市) | 1851g | 599円 |
42位 | 山梨県(甲府市) | 1847g | 503円 |
43位 | 高知県(高知市) | 1818g | 467円 |
44位 | 福島県(福島市) | 1800g | 632円 |
45位 | 福井県(福井市) | 1722g | 499円 |
46位 | 新潟県(新潟市) | 1718g | 499円 |
47位 | 栃木県(宇都宮市) | 1571g | 511円 |
全国平均 | 2509g | 665円 |
第1位:長野県(長野市)
小麦粉の消費量日本一は長野県(長野市)です。そばが有名な長野県ですが、おやきやすいとん、だんご汁などの粉食文化も根付いています。1日に1食は粉ものを食べると言われることもあり。
また、長野県産の小麦粉をPRする動きもあり、これも消費を後押し。ちなみに、小麦の生産量自体は16位(2021年)です。
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第2位:愛知県(名古屋市)
小麦粉の消費量2位は愛知県(名古屋市)です。きしめんや味噌煮込みうどんなどの麺文化があり、近年小麦の生産量が伸びた愛知県がランクイン。
愛知県産の「きぬあかり(小麦の品種)」を県内のうどん店で使う機会も増え、近年はパン用の小麦の品種改良を進めています。一昔前は小麦といえば外国産ばかりでしたが、地産地消が進んでいるのはいいこと。
第3位:福岡県(福岡市)
小麦粉の消費量3位は福岡県(福岡市)です。福岡県は小麦の生産量2位で、ラーメンやうどんなど麺を食べる機会も多い県民性。
福岡県でも地産地消が進んでいると言えるでしょう。
まとめ
小麦粉の消費量は1位が長野県、2位が愛知県、3位が福岡県。粉もん文化の大阪府は28位、お好み焼きが有名な広島県は20位でした。
また、1位の長野県は例外ですが、2位の愛知県や3位の福岡県では小麦の生産量も多いです。小麦は品種改良が進んで様々な食品に使えるようになってきたので、これから国産小麦を食べる機会も増えてくるかもしれません。
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