なしは水分が多くて加工品には不向きなため、皮を剥いて生食することが一般的な果物。でも、なしの加工品がないわけではなく、果汁を加工したお菓子やジュースは人気があります。ガリガリ君梨の発売を毎年待っているなんて人も少なくないでしょう。
また、なしといえば、二十世紀梨で有名な鳥取県をイメージしやすいです。生産量1位は千葉県ですが、鳥取県のほうを思い浮かべる人も少なくないでしょう。消費量の日本一も鳥取県なのか気になるところです。
それでは、なしの消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
なしの消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 鳥取県(鳥取市) | 10286g | 9015円 |
02位 | 千葉県(千葉市) | 6845g | 4311円 |
03位 | 富山県(富山市) | 5730g | 3780円 |
04位 | 茨城県(水戸市) | 5381g | 2314円 |
05位 | 高知県(高知市) | 5336g | 3119円 |
06位 | 栃木県(宇都宮市) | 5149g | 3019円 |
07位 | 島根県(松江市) | 4505g | 2899円 |
08位 | 山形県(山形市) | 4494g | 3241円 |
09位 | 群馬県(前橋市) | 4432g | 2538円 |
10位 | 宮城県(仙台市) | 4282g | 2947円 |
11位 | 秋田県(秋田市) | 3945g | 2414円 |
12位 | 新潟県(新潟市) | 3941g | 3082円 |
13位 | 山口県(山口市) | 3786g | 2124円 |
14位 | 大分県(大分市) | 3714g | 2361円 |
15位 | 三重県(津市) | 3671g | 2882円 |
16位 | 石川県(金沢市) | 3251g | 1965円 |
17位 | 埼玉県(さいたま市) | 3206g | 2113円 |
18位 | 神奈川県(横浜市) | 2919g | 1827円 |
19位 | 福島県(福島市) | 2741g | 3549円 |
20位 | 東京都(東京都区部) | 2630g | 1742円 |
21位 | 福井県(福井市) | 2597g | 1759円 |
22位 | 香川県(高松市) | 2455g | 2162円 |
23位 | 佐賀県(佐賀市) | 2291g | 1856円 |
24位 | 宮崎県(宮崎市) | 2254g | 1400円 |
25位 | 長崎県(長崎市) | 2239g | 1428円 |
26位 | 徳島県(徳島市) | 2214g | 1694円 |
27位 | 滋賀県(大津市) | 2095g | 1536円 |
28位 | 熊本県(熊本市) | 2083g | 1001円 |
29位 | 愛媛県(松山市) | 2059g | 1429円 |
30位 | 大阪府(大阪市) | 1863g | 1498円 |
31位 | 奈良県(奈良市) | 1847g | 1098円 |
32位 | 福岡県(福岡市) | 1843g | 1306円 |
33位 | 岩手県(盛岡市) | 1841g | 958円 |
34位 | 長野県(長野市) | 1740g | 1116円 |
35位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 1573g | 1061円 |
36位 | 青森県(青森市) | 1561g | 594円 |
37位 | 和歌山県(和歌山市) | 1533g | 996円 |
38位 | 岐阜県(岐阜市) | 1515g | 1096円 |
39位 | 兵庫県(神戸市) | 1445g | 990円 |
40位 | 広島県(広島市) | 1424g | 891円 |
41位 | 岡山県(岡山市) | 1309g | 866円 |
42位 | 京都府(京都市) | 1146g | 869円 |
43位 | 静岡県(静岡市) | 1047g | 721円 |
44位 | 愛知県(名古屋市) | 1034g | 861円 |
45位 | 北海道(札幌市) | 916g | 701円 |
46位 | 山梨県(甲府市) | 841g | 623円 |
47位 | 沖縄県(那覇市) | 813g | 872円 |
全国平均 | 2617g | 1734円 |
第1位:鳥取県(鳥取市)
なしの消費量・購入金額日本一は鳥取県(鳥取市)です。鳥取県は8年連続1位で、2021年も2位に大きな差をつけてダントツ。調査家庭が毎年変わる家計調査で1位をキープするのは難しい中、不動の1位です。
鳥取県民はなし好きといえますし、二十世紀梨をはじめとしたブランドなしを複数栽培しています。ちなみに、日本なしの生産量のランキングは6位です。
第2位:千葉県(千葉市)
なしの消費量2位は千葉県(千葉市)です。千葉県はTOP10~10位台に入ってくることが多い県。毎年全国平均より消費量が多いのでなし好きといえますが、順位が安定しないことから家庭によって消費量の差は大きいといえます。
また、千葉県は日本なしの生産量1位です。
第3位:富山県(富山市)
なしの消費量3位は富山県(富山市)です。富山県もTOP10~10位台に入ってくることが多い県。家庭によって消費量の差は大きいですが、毎年平均以上の消費量があるため、富山県民はなし好きといえるでしょう。
また、富山県は日本なしの生産量17位です。
まとめ
なしの消費量1位は鳥取県、2位は千葉県、3位は富山県。1位は鳥取県で固定で、2位と3位はその年によって変わります。2位や3位に入ってきやすいのは島根県、福島県、山形県です。
また、なしの生産量の多いところで消費量が多くなることもありますが、完全に比例しているわけではありません。例えば、生産量3位の茨城県は消費量4位ですが、生産量2位の長野県は消費量34位です。
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