柿は甘柿なら生食し、渋柿なら干し柿にしてから食べる果物。ゼリーや柿羊羹、ジャムなどに加工されたものが市販されていますが、いちごやぶどう、みかんの加工品と比べると見かけることが少ないです。
また、柿の生産量は和歌山県や奈良県、福岡県で多いです。そして、正岡子規の有名な俳句に「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」があるので、柿は奈良県というイメージをもっている人もいるでしょう。
それでは、柿の消費量の都道府県ランキングを見ていきます!
柿の消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 福岡県(福岡市) | 5039g | 1335円 |
02位 | 奈良県(奈良市) | 4247g | 1525円 |
03位 | 島根県(松江市) | 3549g | 1500円 |
04位 | 岐阜県(岐阜市) | 3419g | 1817円 |
05位 | 三重県(津市) | 2948g | 1343円 |
06位 | 愛媛県(松山市) | 2821g | 889円 |
07位 | 大阪府(大阪市) | 2772g | 1187円 |
08位 | 兵庫県(神戸市) | 2669g | 1128円 |
09位 | 北海道(札幌市) | 2641g | 1605円 |
10位 | 大分県(大分市) | 2628g | 1134円 |
11位 | 宮城県(仙台市) | 2611g | 1354円 |
12位 | 鳥取県(鳥取市) | 2610g | 1110円 |
13位 | 千葉県(千葉市) | 2551g | 1418円 |
14位 | 滋賀県(大津市) | 2545g | 1074円 |
15位 | 京都府(京都市) | 2460g | 1145円 |
16位 | 茨城県(水戸市) | 2454g | 1161円 |
17位 | 長崎県(長崎市) | 2357g | 1123円 |
18位 | 東京都(東京都区部) | 2276g | 1178円 |
19位 | 香川県(高松市) | 2162g | 933円 |
20位 | 岩手県(盛岡市) | 2134g | 953円 |
21位 | 徳島県(徳島市) | 2079g | 890円 |
22位 | 岡山県(岡山市) | 2025g | 876円 |
23位 | 神奈川県(横浜市) | 1987g | 983円 |
24位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 1983g | 1190円 |
25位 | 栃木県(宇都宮市) | 1966g | 1094円 |
26位 | 佐賀県(佐賀市) | 1933g | 822円 |
27位 | 宮崎県(宮崎市) | 1922g | 855円 |
28位 | 石川県(金沢市) | 1779g | 948円 |
29位 | 高知県(高知市) | 1739g | 744円 |
30位 | 山梨県(甲府市) | 1727g | 909円 |
31位 | 秋田県(秋田市) | 1714g | 1123円 |
32位 | 新潟県(新潟市) | 1663g | 817円 |
33位 | 広島県(広島市) | 1660g | 761円 |
34位 | 山形県(山形市) | 1647g | 765円 |
35位 | 静岡県(静岡市) | 1617g | 847円 |
36位 | 愛知県(名古屋市) | 1591g | 764円 |
37位 | 埼玉県(さいたま市) | 1579g | 699円 |
38位 | 和歌山県(和歌山市) | 1556g | 662円 |
39位 | 福井県(福井市) | 1450g | 815円 |
40位 | 青森県(青森市) | 1273g | 650円 |
41位 | 富山県(富山市) | 1269g | 573円 |
42位 | 沖縄県(那覇市) | 1248g | 837円 |
43位 | 長野県(長野市) | 1202g | 534円 |
44位 | 熊本県(熊本市) | 1127g | 667円 |
45位 | 山口県(山口市) | 959g | 540円 |
46位 | 群馬県(前橋市) | 817g | 609円 |
47位 | 福島県(福島市) | 800g | 372円 |
全国平均 | 2172g | 1009円 |
第1位:福岡県(福岡市)
柿の消費量1位は福岡県(福岡市)です。福岡県はTOP10~40位台までその年によって順位が大きく変わります。これだけ順位変動が激しいということは、柿の消費量は家庭によって大きく違ってくるということです。
また、福岡県の柿の生産量は第3位。
第2位:奈良県(奈良市)
柿の消費量2位は奈良県(奈良市)です。奈良県は1位を穫る年が多く、TOP3にも入ってきやすい県。奈良県民は柿好きといっていいですが、順位が10位台の年もあって県民全員が好きとはいえません。
また、奈良県の柿の生産量は第2位。
第3位:島根県(松江市)
柿の消費量3位は島根県(松江市)です。島根県はTOP5に入る年がある一方で、40位台の年もある県。順位変動が激しいため、島根県民は柿をよく食べる人とあまり食べない人がいることがわかります。
また、島根県の柿の生産量は18位。
まとめ
柿の消費量は1位が福岡県、2位が奈良県、3位が島根県。TOP3の顔ぶれは結構変わる傾向があり、入ってきやすいのは奈良県や宮城県、鳥取県です。
また、2021年の1位の福岡県や3位の島根県のように順位変動が激しい県もあります。これだけ同じ県でも順位変動するということは、柿が好き嫌いの激しい果物ということをあらわしているといえるでしょう。
ちなみに、柿の生産量の多いところで消費量が多くなっているとは限りません。奈良県は生産量も消費量も上位の県ですが、生産量1位の和歌山県は消費量38位、生産量5位の愛知県は消費量36位です。
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