イワシの漁獲量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

イワシは世界に300種類以上いますが、日本近海にいるのは26種類。そのうちの3種類のマイワシとウルメイワシ、カタクチイワシが主に流通していて、イワシといったらこの3種類を指すことが多いです。

また、イワシは日本人にとって最も身近な魚といってもよく、縄文時代の貝塚からもイワシの骨が出土しています。刺身や塩焼き、天ぷらなど様々な料理で食べることができ、稚魚もちりめんじゃこや釜揚げしらすなどで食べている魚です。

それでは、イワシの漁獲量の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

イワシの漁獲量の都道府県ランキング

順位都道府県漁獲量
01位茨城県215902t
02位静岡県79106t
03位宮城県70003t
04位長崎県60876t
05位千葉県53067t
06位愛媛県45739t
07位島根県44547t
08位鳥取県42649t
09位福島県38687t
10位宮崎県34358t
11位北海道33475t
12位愛知県33216t
13位三重県26725t
14位兵庫県23029t
15位岩手県18225t
16位石川県18025t
17位大分県14639t
18位広島県14120t
19位大阪府13212t
20位青森県10774t
21位高知県10100t
22位鹿児島県7323t
23位香川県5876t
24位富山県4911t
25位徳島県4481t
26位山口県4457t
27位熊本県4348t
28位和歌山県3534t
29位神奈川県2875t
30位京都府2600t
31位岡山県818t
32位福岡県390t
33位佐賀県254t
34位福井県210t
35位新潟県149t
36位秋田県45t
37位山形県4t
東京都
沖縄県
栃木県
群馬県
埼玉県
山梨県
長野県
岐阜県
滋賀県
奈良県
全国計942750t

出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」
※イワシの漁獲量のデータは2021年のものです
※「-」は事実のないもの
※栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県は海に隣接していないため、「-」としています

第1位:茨城県

イワシの漁獲量日本一は茨城県で、全体の約22.9%を占めています。主に茨城県沖で旋網漁業によって漁獲。イワシは太平洋側では、春から夏に関東近海から三陸・北海道沖まで北上し、秋から冬に関東近海に南下するという季節回遊をしています。

茨城県ではマイワシがよく穫れます。梅雨入り前から脂がのりはじめたものは「入梅イワシ」と呼ばれ、旬の味覚です。

第2位:静岡県

イワシの漁獲量2位は静岡県で、全体の約8.4%を占めています。沼津港や熱海港などで主にまき網や定置網で漁獲。

また、最近はイワシが増えすぎてサバが穫れないことに悩まされています。一方で、イワシの稚魚であるしらすは不漁傾向で、これも悩みのタネ。

第3位:宮城県

イワシの漁獲量3位は宮城県で、全体の約7.4%を占めています。宮城県沿岸で主にまき網や定置網で漁獲。

また、宮城県ではマイワシの漁獲量が多く、ここ数年は漁獲量が増加傾向にあります。

まとめ

イワシの漁獲量日本一は茨城県で、他の上位の都道府県と比べても1桁違います。

また、日本人にとって身近な魚ということもあり、全国合計は100万tに近い魚です。

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