カレイの漁獲量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

カレイはヒラメと間違われやすい魚で、「左ヒラメに右カレイ」で見分けます。目を上にして置いたときに右向きになるのがカレイです。おちょぼ口で上にしか歯がないのもカレイの特徴。

また、カレイは煮付けや唐揚げ、焼き物など加熱調理されることが多いですが、新鮮なものなら刺身やお寿司でも食べられます。産卵前の時期の子持ガレイは日本の冬の味覚です。

それでは、カレイの漁獲量の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

カレイの漁獲量の都道府県ランキング

順位都道府県漁獲量
01位北海道20247t
02位鳥取県2307t
03位兵庫県1919t
04位島根県1887t
05位東京都1286t
06位石川県831t
07位宮城県788t
08位青森県750t
09位福島県692t
10位福井県669t
11位山口県635t
12位新潟県495t
13位愛媛県363t
14位岩手県340t
15位愛知県287t
16位香川県266t
17位福岡県252t
18位茨城県188t
19位大阪府166t
20位秋田県134t
21位千葉県128t
22位大分県114t
23位山形県101t
24位富山県98t
25位岡山県94t
26位長崎県91t
27位広島県82t
28位熊本県78t
29位京都府72t
30位徳島県34t
31位宮崎県30t
32位三重県23t
33位神奈川県20t
34位和歌山県15t
35位佐賀県12t
36位鹿児島県7t
37位静岡県5t
38位高知県2t
沖縄県
栃木県
群馬県
埼玉県
山梨県
長野県
岐阜県
滋賀県
奈良県
全国計35507t

出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」
※カレイの漁獲量のデータは2021年のものです
※「-」は事実のないもの
※栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県は海に隣接していないため、「-」としています

第1位:北海道

カレイの漁獲量日本一は北海道で、全体の約57%を占めています。北海道全域で刺し網漁業や定置網漁業、底びき網漁業で漁獲。

また、カレイは種類が多く、北海道で穫れるカレイはアカガレイやイシガレイ、クロガレイ、マガレイ、ババガレイなどです。

第2位:鳥取県

カレイの漁獲量2位は鳥取県で、全体の約6.5%を占めています。境漁港や鳥取港、網代漁港などで沖合底びき網漁業によって水揚げ。

また、アカガレイの刺身に子をまぶした「子まぶり」は鳥取県東部で昔から食べられています。他に穫れるカレイの種類はイシガレイやマコガレイ、マガレイなど。

第3位:兵庫県

カレイの漁獲量3位は兵庫県で、全体の約5.4%を占めています。沖合底びき網漁で漁獲され、津居山や柴山、香住、浜坂などで水揚げ。

また、兵庫県で穫れるカレイはアカガレイやソウハチ(エテカレイ)、ヒレグロ(ヤマカレイ)などです。

まとめ

カレイの漁獲量は北海道で特に多く、半分以上(約57%)が北海道で獲られています。海なし県と沖縄県を除く都道府県で獲られている魚です。

また、カレイはヒラメと違って養殖に向きません。どの種類も寿命の長いカレイ(50年生きたカレイもいる)は成長が遅く、採算が合わないのでほとんど養殖されてないです。

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