削り節はカツオやイワシ、サバなどの干物を薄く削ったもの。出汁の素材として欠かせないもので、お好み焼きのかつお節のように料理の最後にふりかけて使うこともあります。
また、日本全体が出汁文化といえますが、どの都道府県が1位なのでしょうか?どこが1位でもおかしくないですが、実際のランキングが気になります。
それでは、削り節の消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
目次
削り節の消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 沖縄県(那覇市) | 765g | 2008円 |
02位 | 神奈川県(横浜市) | 343g | 1295円 |
03位 | 京都府(京都市) | 317g | 886円 |
04位 | 高知県(高知市) | 312g | 1067円 |
05位 | 和歌山県(和歌山市) | 298g | 866円 |
06位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 277g | 1236円 |
07位 | 三重県(津市) | 264g | 1161円 |
08位 | 滋賀県(大津市) | 251g | 1141円 |
09位 | 静岡県(静岡市) | 250g | 1096円 |
10位 | 佐賀県(佐賀市) | 248g | 827円 |
11位 | 香川県(高松市) | 244g | 994円 |
12位 | 宮崎県(宮崎市) | 241g | 871円 |
13位 | 愛媛県(松山市) | 239g | 955円 |
14位 | 千葉県(千葉市) | 225g | 1030円 |
15位 | 奈良県(奈良市) | 222g | 848円 |
16位 | 島根県(松江市) | 217g | 759円 |
17位 | 山口県(山口市) | 211g | 731円 |
18位 | 愛知県(名古屋市) | 209g | 876円 |
18位 | 兵庫県(神戸市) | 209g | 781円 |
20位 | 徳島県(徳島市) | 206g | 1015円 |
21位 | 岡山県(岡山市) | 202g | 790円 |
22位 | 岐阜県(岐阜市) | 195g | 736円 |
23位 | 宮城県(仙台市) | 194g | 790円 |
24位 | 東京都(東京都区部) | 192g | 761円 |
25位 | 秋田県(秋田市) | 187g | 701円 |
26位 | 山形県(山形市) | 180g | 771円 |
27位 | 群馬県(前橋市) | 177g | 958円 |
27位 | 長崎県(長崎市) | 177g | 748円 |
29位 | 広島県(広島市) | 176g | 661円 |
30位 | 埼玉県(さいたま市) | 171g | 855円 |
31位 | 福岡県(福岡市) | 158g | 680円 |
32位 | 新潟県(新潟市) | 157g | 698円 |
33位 | 福島県(福島市) | 150g | 731円 |
33位 | 栃木県(宇都宮市) | 150g | 684円 |
35位 | 茨城県(水戸市) | 144g | 655円 |
36位 | 福井県(福井市) | 142g | 691円 |
37位 | 石川県(金沢市) | 139g | 545円 |
38位 | 長野県(長野市) | 138g | 742円 |
39位 | 大阪府(大阪市) | 135g | 645円 |
40位 | 鳥取県(鳥取市) | 134g | 553円 |
41位 | 熊本県(熊本市) | 133g | 721円 |
42位 | 岩手県(盛岡市) | 124g | 672円 |
43位 | 大分県(大分市) | 123g | 727円 |
44位 | 北海道(札幌市) | 122g | 572円 |
45位 | 山梨県(甲府市) | 115g | 594円 |
46位 | 富山県(富山市) | 114g | 476円 |
47位 | 青森県(青森市) | 105g | 471円 |
全国平均 | 209g | 845円 |
第1位:沖縄県(那覇市)
削り節の消費量・購入金額日本一は沖縄県(那覇市)です。沖縄県は2021年だけでなく、削り節の消費量が毎年1位。沖縄の家庭料理にかつお節はよく使われ、ソーキ汁やチャンプルー、かちゅー湯にも使われています。
また、沖縄では、旨味の強い食事を「あじくーたー」と呼び、出汁文化が浸透。太平洋戦争時にかつお節工場が建設され、生産量とともに消費量も増えたことも現在の消費量の多さの要因です。
第2位:神奈川県(横浜市)
削り節の消費量2位は神奈川県(横浜市)です。神奈川県のランキングはTOP10に入ることは多くてもTOP5には入ってこないくらいです。2021年は外食することが減ったので、消費量が増えたと考えられます。
第3位:京都府(京都市)
削り節の消費量3位は京都府(京都市)です。京都府はTOP5に入ってくることが多い都道府県。2021年の3位はここ10年で最高順位です。
関西の出汁文化は昆布が主なので、順位が安定して高いのは意外。
まとめ
削り節の消費量は1位が沖縄県、2位が神奈川県、3位が京都府でした。1位の沖縄県は不動で、2位と3位はその年によって違ってきます。高知県や静岡県が2位や3位になりやすい県です。
ちなみに、関東の出汁文化はかつお節で、関西は昆布だと言われています。「東のかつお節、西の昆布」という言葉もあるくらいです。でも、削り節の順位は関西でも意外と高いところがあります。
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