ひらたけはハラタケ目ヒラタケ科のキノコ。シメジに似た味のため「シメジ」として流通していた時期もありましたが、より旨味の強いぶなしめじが「ホンシメジ」として流通し始めたことで「シメジ」として販売されることがなくなっていきました。(※ぶなしめじもホンシメジとは別物です)
また、ヒラタケはクセがないキノコなので、天ぷらや汁物、鍋物など様々な料理に使えます。
それでは、ひらたけの生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
目次
ひらたけの生産量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 生産量 |
---|---|---|
01位 | 新潟県 | 1871.2t |
02位 | 福岡県 | 1133.5t |
03位 | 長野県 | 679.1t |
04位 | 茨城県 | 301.4t |
05位 | 三重県 | 97.8t |
06位 | 千葉県 | 64.4t |
07位 | 静岡県 | 61.5t |
08位 | 群馬県 | 34.8t |
09位 | 栃木県 | 33.9t |
10位 | 山梨県 | 23.9t |
11位 | 福島県 | 14.4t |
12位 | 秋田県 | 13.5t |
13位 | 岡山県 | 13t |
14位 | 埼玉県 | 12.1t |
15位 | 山形県 | 10.8t |
16位 | 兵庫県 | 10.6t |
17位 | 福井県 | 6.7t |
18位 | 宮城県 | 6.3t |
19位 | 岩手県 | 6t |
19位 | 鳥取県 | 6t |
21位 | 神奈川県 | 5.4t |
21位 | 愛媛県 | 5.4t |
23位 | 高知県 | 4.9t |
24位 | 島根県 | 4.6t |
25位 | 熊本県 | 3.8t |
26位 | 和歌山県 | 3.1t |
27位 | 京都府 | 3t |
28位 | 愛知県 | 2.2t |
29位 | 山口県 | 1.7t |
30位 | 岐阜県 | 1t |
31位 | 広島県 | 0.9t |
32位 | 石川県 | 0.6t |
33位 | 徳島県 | 0.2t |
33位 | 香川県 | 0.2t |
35位 | 鹿児島県 | 0.1t |
– | 北海道 | x |
– | 東京都 | x |
– | 富山県 | x |
– | 滋賀県 | x |
– | 佐賀県 | x |
– | 大分県 | x |
– | 宮崎県 | x |
– | 青森県 | – |
– | 大阪府 | – |
– | 奈良県 | – |
– | 長崎県 | – |
– | 沖縄県 | – |
全国計 | 4462.9t |
第1位:新潟県
ひらたけの生産量日本一は新潟県で、全体の約41.9%を占めています。新潟市や五泉市などで栽培。
また、ひらたけはぶなしめじに比べると生産量も少ないですが、2020年(令和2年)と2021年(令和3年)を比べると生産量が16.7%増えています。
第2位:福岡県
ひらたけの生産量2位は福岡県で、全体の約25.4%を占めています。八女郡広川町で国産ひらたけと海外産のオイスターマッシュルームを交配した「霜降りひらたけ」を栽培。ホクト株式会社の広川きのこセンターで生産されています。
第3位:長野県
ひらたけの生産量3位は長野県で、全体の約15.2%を占めています。千曲市で「霜降りひらたけ」、山形村で「信州プルロット」を栽培。「信州プルロット」は山形村だけで栽培されている白いひらたけです。
まとめ
ひらたけの生産量は1位の新潟県で特に多く、全体の5分の2以上を占めています。2位の福岡県も4分の1以上、3位の長野県も7分の1以上、4位の茨城県で16分の1以上で計89.3%以上がこのTOP4県での生産。
また、「霜降りひらたけ」は一定以上の認知度がありますが、ひらたけ自体はあまり人気がないキノコといえるでしょう。2021年は生産量が増えたといえど、全国生産量はぶなしめじの26分の1以下です。
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