梅の生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?

梅は完熟したものなら生でも食べられますが、梅干しや梅シロップ、梅酒など漬け込んでから食べるのが一般的。毎年、梅干しや梅酒を作っている家庭もあります。

また、梅干しは日本食とつながりの強い食べ物といえますが、中国の安価な梅干しに押され、自給率は50%前後。安く買える種無し梅の原産国を調べるとだいたい中国です。

それでは、梅の生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう。

目次

梅の生産量の都道府県ランキング

順位都道府県収穫量
01位和歌山県41300t
02位群馬県5190t
03位福井県1500t
04位青森県1440t
05位神奈川県1380t
06位長野県1340t
07位宮城県1230t
08位山梨県1220t
09位三重県1160t
10位埼玉県1060t
11位奈良県900t
12位茨城県852t
13位佐賀県811t
14位福島県776t
15位大分県751t
16位福岡県712t
17位広島県675t
18位静岡県660t
19位愛知県611t
20位山形県578t
21位栃木県570t
22位新潟県495t
23位千葉県459t
24位愛媛県457t
25位宮崎県369t
26位徳島県367t
27位岡山県364t
28位熊本県353t
29位山口県306t
30位鳥取県303t
31位岩手県284t
32位鹿児島県282t
33位東京都263t
34位岐阜県258t
35位長崎県240t
36位京都府223t
37位石川県211t
38位秋田県186t
39位兵庫県172t
40位島根県164t
41位滋賀県162t
42位富山県113t
43位高知県112t
44位香川県97t
45位大阪府72t
46位北海道66t
47位沖縄県1t
全国計71100t

出典:農林水産省「作物統計」
※梅の生産量のデータは2020年のものです

第1位:和歌山県

梅の生産量1位は和歌山県で、全体の約58.1%を生産しています。みなべ町と田辺市で多く栽培され、梅の品種でよく聞く「南高梅」はみなべ町での栽培が多いです。

品種に関しては、「南高」の他に、「古城」を栽培しています。

第2位:群馬県

梅の生産量2位は群馬県で、全体の約7.3%を生産しています。安中市の「秋間」、高崎市の「榛名」「箕郷」の3つの梅林を「ぐんま三大梅林」と呼び、3月上旬から下旬に多くの人が訪れる観光地です。(収穫は6月)

梅の品種は「白加賀」を中心に「甲州」や「南高」、「梅郷」が栽培されています。

第3位:福井県

梅の生産量3位は福井県で、全体の約2.1%を生産しています。若狭町を中心に、小浜市や敦賀市、南越前町で栽培。

梅の品種は「紅サシ」や「剣先」、「新平太夫」、「福太夫」です。

まとめ

梅の半分以上は和歌山県で生産され、「梅(特に南高梅)=和歌山県」というイメージのある人も多いでしょう。商品に和歌山県産南高梅使用と書かれることもあり、ブランド化しています。

群馬県は梅林が観光地化され、古くから梅を作っている福井県では福井梅として売出し中。

また、梅は全国的に作られていて、47都道府県すべてで1t以上の生産量があります。

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