鯛は高級魚というイメージが昔はありましたが、養殖が盛んで安定供給されるようになってからは大衆魚とも言えるようになってきた魚。養殖鯛の刺身はスーパーでも買いやすいです。
また、鯛はお祝いの席で食べることも多い魚で、お正月には必ず食べるという家庭もあるでしょう。魚独特の磯臭さがほとんどないので食べやすい魚でもあり、鯛めしや塩焼き、蒸し焼き、煮付けなど様々な料理で食べられます。
それでは、鯛の消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
目次
鯛の消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 熊本県(熊本市) | 1774g | 2717円 |
02位 | 愛媛県(松山市) | 1576g | 2999円 |
03位 | 佐賀県(佐賀市) | 1514g | 2233円 |
04位 | 福岡県(福岡市) | 1350g | 2106円 |
05位 | 大阪府(大阪市) | 1196g | 2071円 |
06位 | 兵庫県(神戸市) | 1137g | 2372円 |
07位 | 奈良県(奈良市) | 1134g | 2076円 |
08位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 1042g | 2164円 |
09位 | 徳島県(徳島市) | 915g | 1410円 |
10位 | 香川県(高松市) | 904g | 1677円 |
11位 | 山口県(山口市) | 901g | 1792円 |
12位 | 和歌山県(和歌山市) | 894g | 1377円 |
13位 | 長崎県(長崎市) | 881g | 1269円 |
14位 | 岡山県(岡山市) | 872g | 1302円 |
15位 | 大分県(大分市) | 869g | 1452円 |
16位 | 高知県(高知市) | 824g | 1930円 |
17位 | 千葉県(千葉市) | 772g | 1587円 |
18位 | 島根県(松江市) | 694g | 1099円 |
19位 | 広島県(広島市) | 687g | 1597円 |
20位 | 滋賀県(大津市) | 664g | 1746円 |
21位 | 鳥取県(鳥取市) | 659g | 949円 |
22位 | 京都府(京都市) | 650g | 1784円 |
23位 | 三重県(津市) | 640g | 1140円 |
24位 | 東京都(東京都区部) | 615g | 1325円 |
25位 | 秋田県(秋田市) | 599g | 871円 |
26位 | 宮崎県(宮崎市) | 529g | 1056円 |
27位 | 愛知県(名古屋市) | 511g | 942円 |
28位 | 岐阜県(岐阜市) | 501g | 1045円 |
29位 | 神奈川県(横浜市) | 476g | 1215円 |
30位 | 埼玉県(さいたま市) | 458g | 1054円 |
31位 | 石川県(金沢市) | 448g | 924円 |
32位 | 群馬県(前橋市) | 402g | 746円 |
33位 | 山梨県(甲府市) | 397g | 526円 |
34位 | 沖縄県(那覇市) | 389g | 754円 |
35位 | 宮城県(仙台市) | 358g | 646円 |
36位 | 岩手県(盛岡市) | 331g | 569円 |
37位 | 青森県(青森市) | 301g | 879円 |
38位 | 山形県(山形市) | 288g | 767円 |
39位 | 新潟県(新潟市) | 287g | 607円 |
40位 | 富山県(富山市) | 286g | 820円 |
41位 | 北海道(札幌市) | 255g | 688円 |
42位 | 長野県(長野市) | 249g | 510円 |
43位 | 静岡県(静岡市) | 236g | 454円 |
44位 | 栃木県(宇都宮市) | 229g | 480円 |
45位 | 福井県(福井市) | 187g | 505円 |
46位 | 福島県(福島市) | 158g | 763円 |
47位 | 茨城県(水戸市) | 146g | 442円 |
全国平均 | 597g | 1221円 |
第1位:熊本県(熊本市)
鯛の消費量日本一は熊本県(熊本市)です。熊本県は毎年消費量TOP10に入ってくるくらい各家庭で鯛を食べています。ただし、1位になることは珍しく、少なくてもここ10年では初めて。
また、天草地域の郷土料理に「鯛そうめん」があります。
第2位:愛媛県(松山市)
鯛の消費量2位は愛媛県(松山市)です。鯛は愛媛県の県魚にも指定されていて、養殖生産量1位。
鯛の養殖生産量の都道府県ランキング!日本一はどこ?
鯛は高級魚という認識もありますが、養殖真鯛の供給が安定していることもあり、昔よりも安価で購入しやすくなっています。養殖の技術も上がっていて、天然物と比べても…
また、鯛の消費量の愛媛県のランキングはその年によって上下し、TOP10に入ることもあればTOP20くらいまで落ちることもあります。2位になることは珍しく、ここ10年では最高順位。
第3位:佐賀県(佐賀市)
鯛の消費量3位は佐賀県(佐賀市)です。2021年のデータでは3位になってしまいましたが、鯛の消費量で毎年のように1位を獲得しています。ここ10年では9回1位で、2021年だけ3位でした。
佐賀県では鯛の価格が安いことやお祝いごとの席で鯛をよく食べることが消費量上位の要因。
まとめ
鯛の消費量1位は熊本県、2位は愛媛県、3位は佐賀県。2021年はイレギュラーな年で、佐賀県が1位、高知県が2位、3位が熊本県や島根県になることが多いです。
また、鯛の漁獲量の多い長崎県や兵庫県は、消費量のランキングではそこそこの順位。
鯛の漁獲量の都道府県ランキング!日本一はどこ?
鯛はスズキ目タイ科の魚の総称で、日本ではマダイやチダイ、キダイ、クロダイ、ヘダイなどが穫れます。キンメダイや甘鯛、エボシダイなどタイとついていても分類上違う…
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