パセリの生産量の都道府県ランキング！日本一はどこ？

パセリはセリという名前が入っていることからもわかるように、セリ科の植物で香りにクセがあります。カーリーパセリ （モスカール種）が現在の主流で、葉がちじれているのが特徴です。

また、パセリの葉は料理の付け合せやにおい消し、ハーブとして利用されます。

それでは、パセリの生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう！

パセリの生産量の都道府県ランキング

順位	都道府県	収穫量
01位	千葉県	1170t
02位	長野県	670t
03位	静岡県	234t
04位	熊本県	147t
05位	香川県	133t
06位	福岡県	102t
07位	北海道	67t
08位	佐賀県	56t
09位	愛知県	45t
10位	大分県	39t
11位	徳島県	25t
12位	兵庫県	20t
13位	宮崎県	16t
14位	茨城県	12t
15位	広島県	10t
16位	愛媛県	8t
16位	鹿児島県	8t
18位	福島県	3t
18位	大阪府	3t
18位	岡山県	3t
18位	山口県	3t
22位	岩手県	2t
22位	宮城県	2t
24位	青森県	1t
24位	栃木県	1t
24位	神奈川県	1t
24位	長崎県	1t
24位	沖縄県	1t
29位	埼玉県	0t
29位	山梨県	0t
29位	岐阜県	0t
29位	三重県	0t
29位	島根県	0t
–	秋田県	–
–	山形県	–
–	群馬県	–
–	東京都	–
–	新潟県	–
–	富山県	–
–	石川県	–
–	福井県	–
–	滋賀県	–
–	京都府	–
–	奈良県	–
–	和歌山県	–
–	鳥取県	–
–	高知県	–
	全国計	2780t

出典：農林水産省「地域特産野菜生産状況調査」
※パセリの生産量のデータは2020年のものです
※「-」は事実のないもの、「0」は1に満たないもの

第1位：千葉県

パセリの生産量日本一は千葉県で、全体の約42.1％を生産しています。2016年と2018年は長野県に次いで2位でしたが、2020年には1位になりました。旭市や飯岡町、海上町などで栽培。

また、千葉県のパセリの主な品種は「グランド」です。

第2位：長野県

パセリの生産量2位は長野県で、全体の約24.1％を生産しています。主に諏訪、松本地域で栽培。暑さに弱いパセリは、冷涼な気候の長野県での栽培が適しています。

また、長野県のパセリの主な品種は「グランド」です。

第3位：静岡県

パセリの生産量3位は静岡県で、全体の約8.4％を生産しています。浜松市や磐田市などで栽培。浜松市は水はけの良い土壌が多く、冬場でも温暖なため、高品質のパセリが作りやすい環境です。

また、静岡県のパセリの主な品種は「選抜3号」です。独自で品種改良したパセリを作っていて、「庄内パセリ」としても知られています。

まとめ

パセリは上位3県で約4分の3（約74.6％）を生産しています。上位3県の順位が変動することもあり、1位になりやすい県は長野県。

また、「グランドパセリ」を作る都道府県が多い中、静岡県は独自路線です。香川県の東かがわ市の大内地区で作る「大内パセリ」（品種はグランド）のようにブランド化しているものもあります。