年間降水量の都道府県ランキング!降るところと降らないところの差は?

降水量は天気予報で〇mm(ミリメートル)と表現されていますが、これは雨量計の容器にたまった水の深さを単位で表したものです。

また、降水量は雨や雪の区別はなく、みぞれや雹などが降っても降水量になります。

それでは、年間降水量の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

年間降水量の都道府県ランキング

順位都道府県(気象官署)年間降水量
01位宮崎県(宮崎)3126mm
02位高知県(高知)3121mm
03位福井県(福井)2858mm
04位鹿児島県(鹿児島)2782mm
05位石川県(金沢)2690mm
06位富山県(富山)2609.5mm
07位静岡県(静岡)2511mm
08位沖縄県(那覇)2485.5mm
09位佐賀県(佐賀)2480.5mm
10位熊本県(熊本)2347.5mm
11位広島県(広島)2267mm
12位岐阜県(岐阜)2249.5mm
13位島根県(松江)2223.5mm
14位長崎県(長崎)2203.5mm
15位鳥取県(鳥取)2188mm
16位山口県(山口)2132.5mm
17位神奈川県(横浜)2056.5mm
18位東京都(千代田区)2052.5mm
19位京都府(京都)2034mm
20位大阪府(大阪)2014.5mm
21位愛知県(名古屋)1998.5mm
22位福岡県(福岡)1979mm
23位新潟県(新潟)1952mm
24位秋田県(秋田)1916.5mm
25位三重県(津)1839.5mm
26位千葉県(千葉)1834.5mm
27位滋賀県(彦根)1803.5mm
28位栃木県(宇都宮)1740mm
29位和歌山県(和歌山)1725mm
30位茨城県(水戸)1661mm
31位奈良県(奈良)1642mm
32位兵庫県(神戸)1637mm
33位愛媛県(松山)1545.5mm
34位徳島県(徳島)1481.5mm
35位大分県(大分)1480.5mm
36位青森県(青森)1382.5mm
37位群馬県(前橋)1307.5mm
38位岩手県(盛岡)1268.5mm
39位山梨県(甲府)1246mm
40位福島県(福島)1202mm
41位岡山県(岡山)1191.5mm
42位宮城県(仙台)1183mm
43位埼玉県(熊谷)1177mm
44位香川県(高松)1135.5mm
45位北海道(札幌)1089mm
46位長野県(長野)1075mm
47位山形県(山形)1037.5mm

出典:総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた」
※年間降水量のデータは2021年のものです
※基本は都道府県の県庁所在地の気象台のデータですが、東京都は千代田区、埼玉県は熊谷、滋賀県は彦根の気象台の観測値

第1位:宮崎県

宮崎県は夏に湿った南東から南西の夏の季節風が山に吹き付けることで雨が降るときは降雨量が多くなり、ゲリラ豪雨(局地的大雨)も増加傾向にあります。台風が上陸や通過したときにも降雨量が多くなりやすい地域です。

第2位:高知県

高知県は夏に黒潮上を渡る南寄りの湿った気流が四国山地に吹きつけるため、大雨の降りやすい地域です。雨の日が多いというより雨が降ったときに量が多く、それが年間降水量を多くしています。

また、台風の影響でも大雨が降りやすく、台風の発生が多かった年は年間降水量が多いです。

第3位:福井県

福井県は夏ではなく、冬の降雪によって年間降水量が多くなっています。冬の北西季節風にのってきた雪雲が日本海側に雪を降らせることが原因です。

まとめ

年間降水量は雪が降る地域も上位に入ってきますが、台風やゲリラ豪雨による短時間で大量に雨が降ることの影響が大きいと言えるでしょう。年間降水日数が気になる人は下の記事をご覧ください。

また、日本は世界の中でも降水量が多い国です。全世界の平均の2倍程度の降水量があり、世界ランキングは45位前後。

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