ジャムは果物を砂糖やはちみつとともに加熱したもの。砂糖が水分を抱え込むことで腐敗を遅らせるという性質を利用した保存食品です。果物以外にも野菜や花の弁などを使ったものもあります。
また、ジャムは食パンに塗って食べることが多いため、食パンをよく食べる都道府県で消費量が多いと予測できますが、実際のところはどうでしょうか?ちなみに、食パンの消費量が多いのは奈良県や兵庫県、滋賀県。
それでは、ジャムの消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
ジャムの消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 岐阜県(岐阜市) | 1784g | 1581円 |
02位 | 兵庫県(神戸市) | 1621g | 1740円 |
03位 | 山梨県(甲府市) | 1564g | 1741円 |
04位 | 滋賀県(大津市) | 1546g | 1708円 |
05位 | 新潟県(新潟市) | 1476g | 1491円 |
06位 | 群馬県(前橋市) | 1466g | 1675円 |
07位 | 山形県(山形市) | 1321g | 1372円 |
08位 | 愛知県(名古屋市) | 1295g | 1270円 |
09位 | 香川県(高松市) | 1294g | 1421円 |
10位 | 神奈川県(横浜市) | 1292g | 1618円 |
11位 | 千葉県(千葉市) | 1290g | 1616円 |
12位 | 東京都(東京都区部) | 1270g | 1575円 |
13位 | 埼玉県(さいたま市) | 1247g | 1629円 |
14位 | 福島県(福島市) | 1216g | 1133円 |
14位 | 奈良県(奈良市) | 1216g | 1363円 |
16位 | 北海道(札幌市) | 1214g | 1292円 |
17位 | 広島県(広島市) | 1188g | 1274円 |
18位 | 大阪府(大阪市) | 1166g | 1247円 |
19位 | 長崎県(長崎市) | 1129g | 1528円 |
20位 | 静岡県(静岡市) | 1113g | 1184円 |
21位 | 宮城県(仙台市) | 1112g | 1251円 |
22位 | 富山県(富山市) | 1111g | 1255円 |
23位 | 三重県(津市) | 1094g | 994円 |
24位 | 岡山県(岡山市) | 1086g | 1149円 |
25位 | 茨城県(水戸市) | 1083g | 1283円 |
26位 | 京都府(京都市) | 1077g | 1186円 |
27位 | 秋田県(秋田市) | 1065g | 1113円 |
28位 | 福岡県(福岡市) | 1053g | 1174円 |
29位 | 青森県(青森市) | 1011g | 1023円 |
30位 | 島根県(松江市) | 1002g | 1066円 |
31位 | 鳥取県(鳥取市) | 982g | 944円 |
32位 | 栃木県(宇都宮市) | 953g | 1122円 |
33位 | 大分県(大分市) | 949g | 1081円 |
34位 | 石川県(金沢市) | 947g | 1264円 |
35位 | 長野県(長野市) | 945g | 1135円 |
36位 | 佐賀県(佐賀市) | 931g | 978円 |
37位 | 和歌山県(和歌山市) | 928g | 1200円 |
38位 | 岩手県(盛岡市) | 884g | 962円 |
39位 | 愛媛県(松山市) | 878g | 1141円 |
40位 | 徳島県(徳島市) | 850g | 993円 |
41位 | 山口県(山口市) | 840g | 1069円 |
42位 | 沖縄県(那覇市) | 833g | 1113円 |
43位 | 熊本県(熊本市) | 811g | 975円 |
44位 | 高知県(高知市) | 723g | 901円 |
45位 | 宮崎県(宮崎市) | 706g | 793円 |
46位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 657g | 682円 |
47位 | 福井県(福井市) | 640g | 798円 |
全国平均 | 1188g | 1330円 |
第1位:岐阜県(岐阜市)
ジャムの消費量1位は岐阜県(岐阜市)です。岐阜県は20位台や30位台の年が多いですが、2021年は1位でした。ちなみに、順位変動が激しめで、家庭によってジャムの消費量の差が大きいといえます。
2021年にジャムの消費量が増えた明確な理由まではわかりませんが、ジャムをよく使う家庭が家計調査の調査対象になったことやテレワークで通勤時間がなくなり朝ごはんを食べる余裕ができたことなどが考えられます。
第2位:兵庫県(神戸市)
ジャムの消費量2位は兵庫県(神戸市)です。兵庫県は1位になった年もあり、TOP10に入ってくる年も多い県。でも、10位台や20位台の年もあり、家庭によって消費量の差が大きいといえるでしょう。
兵庫県の場合は、食パンの消費量の多さがジャムの消費量の多さにもつながっているといえます。

第3位:山梨県(甲府市)
ジャムの消費量3位、購入金額1位は山梨県(甲府市)です。山梨県は順位変動が激しく、TOP10に入る年もあれば、10位台や20位台、40位台の年もあります。山梨県でも家庭によってジャムの消費量の差が大きいといえるでしょう。
また、山梨県の場合は果物の生産量が多く、ジャムを安く買える機会が他県より多いと考えられます。例えば、桃の生産量は全国一位です。

まとめ
ジャムの消費量1位は岐阜県、2位は兵庫県、3位は山梨県。兵庫県はTOP3にも入りやすいですが、岐阜県や山梨県はほとんど入ってこない県。TOP3に入りやすい県は兵庫県の他に、神奈川県や京都府、奈良県、埼玉県です。
また、ジャムは調査家庭によって消費量がかなり変わってくる食品。上位にきやすい県でも消費量の少ない家庭に当たって順位が下がることもあります。
ちなみに、食パンの消費量の多いところでジャムの消費量も多くなる傾向はありますが、必ずしも多くなるわけではありません。ジャムを塗らない人も意外といます。
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