穴熊の解体数の都道府県ランキング!日本一はどこ?

穴熊はイノシシや鹿、クマほどではないですが、農作物を荒らす動物です。雑食性でなんでも食べるので、穀物や野菜、果樹が生息域にあると狙われてしまうでしょう。ちなみに、害獣である反面、鳥獣保護管理法という法律で保護されている動物でもあります。

また、穴熊はジビエに慣れていない人でも食べやすい肉。脂肪が多くてたくさんは食べられませんが、脂肪をためこむ秋の穴熊は特に美味しいです。

それでは、穴熊の解体数の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

穴熊の解体数の都道府県ランキング

順位都道府県解体数
01位長崎県179頭
02位福岡県155頭
03位鹿児島県116頭
04位大分県54頭
05位長野県31頭
06位岡山県27頭
07位宮崎県23頭
08位愛知県21頭
09位広島県16頭
10位山梨県15頭
11位兵庫県14頭
12位静岡県13頭
13位福井県12頭
13位和歌山県12頭
15位山口県11頭
16位岐阜県10頭
16位京都府10頭
18位島根県7頭
19位鳥取県6頭
20位熊本県5頭
21位富山県4頭
22位石川県3頭
22位愛媛県3頭
24位三重県2頭
25位埼玉県1頭
25位神奈川県1頭
25位大阪府1頭
青森県x
岩手県x
北海道
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
千葉県
東京都
新潟県
滋賀県
奈良県
徳島県
香川県
高知県
佐賀県
沖縄県
全国計752頭

出典:農林水産省「野生鳥獣資源利用実態調査」
※穴熊の解体数のデータは2022年のものです
※「-」は事実のないもの、「x」は秘密保護上、数値を公表しないもの

第1位:長崎県

穴熊の解体数日本一は長崎県で、全体の約23.8%を占めています。琴海町や波佐見町などで捕獲。

ちなみに、長崎県では数量限定で穴熊の肉がふるさと納税の返礼品になっています。長崎市に貢献したい人や幻の肉とも言われる穴熊肉を食べてみたい人は利用してみてもいいでしょう。

第2位:福岡県

穴熊の解体数2位は福岡県で、全体の約20.6%を占めています。糸島市などで捕獲。

また、北九州市で穴熊の数が増え、農作物や糞害の報告も増えています。鳥獣保護管理法で保護されている動物なので、市の方で保護や捕獲はしておりません。許可を得て自分で捕獲するか、有害鳥獣駆除業者に依頼するかしないといけないのが難しいところ。

第3位:鹿児島県

穴熊の解体数3位は鹿児島県で、全体の約15.4%&を占めています。鹿児島市などで捕獲。

また、鹿児島市でも穴熊の数が増えています。

まとめ

穴熊の解体数はTOP4までが九州地方です。1位の長崎県だけでなく、長野県や宮崎県、岩手県でもふるさと納税の返礼品に穴熊の肉があります。

また、被害も出ていますが、保護されている動物でもあるため、穴熊はちょっと対処に困る動物です。イタチも同じような動物ですが、穴熊は実はイタチの仲間。

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