食用油は米油やオリーブオイル、ごま油、ラードなど様々な種類があります。今回利用した家計調査の場合は、ネギ油やにんにく油などの香味油も含んだデータです。ただし、食べるラー油のようなものは調味料扱いになるので含みません。
また、食用油をよく使っている都道府県を予想してくださいと言われても難しいです。各家庭で食用油は使いますが、他と比べることがなかなかないので多く使っているか少なく使っているかはわからないという人が多いでしょう。
それでは、食用油の消費量の都道府県ランキングを見ていきます!
食用油の消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 滋賀県(大津市) | 10526g | 5018円 |
02位 | 山形県(山形市) | 10361g | 4588円 |
03位 | 奈良県(奈良市) | 10241g | 4945円 |
04位 | 宮崎県(宮崎市) | 10188g | 4488円 |
05位 | 新潟県(新潟市) | 10135g | 4413円 |
06位 | 島根県(松江市) | 10101g | 4629円 |
07位 | 青森県(青森市) | 10075g | 3617円 |
08位 | 長野県(長野市) | 9782g | 4402円 |
09位 | 熊本県(熊本市) | 9706g | 4454円 |
10位 | 大阪府(大阪市) | 9692g | 3918円 |
11位 | 福島県(福島市) | 9684g | 4270円 |
12位 | 沖縄県(那覇市) | 9629g | 5376円 |
13位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 9457g | 4827円 |
14位 | 大分県(大分市) | 9359g | 4145円 |
15位 | 愛媛県(松山市) | 9347g | 4252円 |
16位 | 広島県(広島市) | 9288g | 4767円 |
17位 | 長崎県(長崎市) | 9272g | 4505円 |
18位 | 静岡県(静岡市) | 9226g | 4101円 |
19位 | 神奈川県(横浜市) | 9190g | 4935円 |
20位 | 香川県(高松市) | 8997g | 4181円 |
21位 | 富山県(富山市) | 8985g | 4229円 |
22位 | 和歌山県(和歌山市) | 8797g | 3643円 |
23位 | 東京都(東京都区部) | 8733g | 5180円 |
23位 | 石川県(金沢市) | 8733g | 4677円 |
25位 | 埼玉県(さいたま市) | 8575g | 4905円 |
26位 | 三重県(津市) | 8568g | 4165円 |
27位 | 岡山県(岡山市) | 8509g | 3841円 |
28位 | 群馬県(前橋市) | 8478g | 4236円 |
29位 | 秋田県(秋田市) | 8473g | 4440円 |
30位 | 岩手県(盛岡市) | 8386g | 3885円 |
31位 | 山口県(山口市) | 8376g | 4404円 |
32位 | 鳥取県(鳥取市) | 8346g | 3608円 |
33位 | 徳島県(徳島市) | 8324g | 4235円 |
34位 | 福井県(福井市) | 8301g | 3701円 |
35位 | 佐賀県(佐賀市) | 8295g | 3884円 |
36位 | 栃木県(宇都宮市) | 8225g | 5066円 |
37位 | 宮城県(仙台市) | 8089g | 4152円 |
38位 | 山梨県(甲府市) | 7932g | 4040円 |
39位 | 福岡県(福岡市) | 7689g | 4306円 |
40位 | 千葉県(千葉市) | 7681g | 4662円 |
41位 | 茨城県(水戸市) | 7572g | 4122円 |
42位 | 北海道(札幌市) | 7487g | 4088円 |
43位 | 京都府(京都市) | 7213g | 4599円 |
44位 | 兵庫県(神戸市) | 7145g | 4129円 |
45位 | 岐阜県(岐阜市) | 7029g | 3500円 |
46位 | 愛知県(名古屋市) | 6702g | 3648円 |
47位 | 高知県(高知市) | 6690g | 3494円 |
全国平均 | 9033g | 4386円 |
第1位:滋賀県(大津市)
食用油の消費量日本一は滋賀県(大津市)です。滋賀県は2021年は1位でしたが、WORST10に入る年のほうが多い県。20位台や30位台の年もあり、家庭によって食用油の消費量の差も大きいです。
「びわ湖の日」が制定されているため、食用油を最後まで使い切ろうという意識は強いでしょう。
第2位:山形県(山形市)
食用油の消費量2位は山形県(山形市)です。山形県はTOP10に入ることも多いですが、20位台や30位台の年もあります。順位が高いことが多いので食用油をたくさん使う家庭が多いといえますが、順位が低い年もあるので家庭によっての消費量の差は大きいです。
第3位:奈良県(奈良市)
食用油の消費量3位は奈良県(奈良市)です。奈良県は1位を獲ったこともあり、TOP10に入る年が多い県。順位が悪いときでも10位台で、奈良県民は食用油をよく使っているといっていいでしょう。
まとめ
食用油の消費量1位は滋賀県、2位は山形県、3位は奈良県。家庭によって消費量の差が大きいこともあり、TOP3の都道府県も変わりやすいです。ちなみに、TOP3に入ってきやすい都道府県は長野県。
また、食用油は近年値上げが続き、家計を直撃しています。買えないほどの値上げはされていませんが、このまま続けば油の消費を抑える食事に置き換える家庭も出てくるでしょう。
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