ブロイラーの飼育頭数の都道府県ランキング!日本一はどこ?

ブロイラーは鶏肉を得るために短期間で急速に成長させる商業用の鶏。通常の鶏が成鶏するために4~5ヶ月かかるのに対し、ブロイラーが成鶏するための期間は1ヶ月~1ヶ月半です。肉は柔らかく、銘柄鶏や地鶏に比べると安価なのが特徴。

ちなみに、日本で食べられる鶏肉のほとんどがブロイラーで、ブラジルやタイからも輸入しています。

それでは、ブロイラーの飼育頭数の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

ブロイラーの飼育頭数の都道府県ランキング

順位都道府県飼育羽数
01位鹿児島県28090000羽
02位宮崎県27599000羽
03位岩手県21095000羽
04位青森県8058000羽
05位北海道5180000羽
06位徳島県4254000羽
07位熊本県3848000羽
08位佐賀県3637000羽
09位長崎県3117000羽
10位鳥取県3111000羽
11位岡山県2842000羽
12位香川県2500000羽
13位大分県2291000羽
14位兵庫県2120000羽
15位宮城県1958000羽
16位千葉県1671000羽
17位群馬県1562000羽
18位山口県1552000羽
19位福岡県1444000羽
20位茨城県1435000羽
21位岐阜県1001000羽
22位愛知県997000羽
23位静岡県996000羽
24位福島県841000羽
25位愛媛県817000羽
26位広島県731000羽
27位三重県706000羽
28位沖縄県685000羽
29位長野県670000羽
30位京都府593000羽
31位高知県471000羽
32位島根県396000羽
33位山梨県351000羽
34位和歌山県239000羽
秋田県x
山形県x
栃木県x
埼玉県x
新潟県x
福井県x
滋賀県x
奈良県x
東京都
神奈川県
富山県
石川県
大阪府
全国計139230000羽

出典:農林水産省「畜産統計調査」
※ブロイラーの飼育頭数のデータは2022年2月1日のものです
※ブロイラーの出荷羽数3000羽未満の飼養者は含まれません
※「-」は事実のないもの、「x」は秘密保護上、数値を公表しないもの

第1位:鹿児島県

ブロイラーの飼育頭数日本一は鹿児島県で、全体の約20.2%を占めています。県内各地で飼養され、曽於地区で盛んです。鹿児島県では一戸あたりの飼養羽数がやや増加傾向にあり、法人経営では大規模化が加速。

また、ブロイラーではない鹿児島県の銘柄鶏や地鶏には、「さつま地鶏」や「さつま若しゃも」、「赤鶏さつま」などがあります。

第2位:宮崎県

ブロイラーの飼育頭数2位は宮崎県で、全体の約19.8%を占めています。県内各地で飼養され、都城市や日向市東郷町で盛んです。

また、ブロイラーではない宮崎県の銘柄鶏や地鶏には、「みやざき地頭鶏」や「霧島鶏」、「日南どり」などがあります。

第3位:岩手県

ブロイラーの飼育頭数3位は岩手県で、全体の約15.2%を占めています。県内北部と南部で多く飼養され、九戸村や一関市で盛ん。

また、ブロイラーではない岩手県の銘柄鶏や地鶏には、「南部かしわ」や「南部どり」、「あべどり」などがあります。

まとめ

ブロイラーの飼育頭数のランキングは鹿児島県が1位固定ではなく、宮崎県と争っている年が多いです。(最近は鹿児島県が優勢)ちなみに、3位の岩手県も1位になったことがあります。

また、10位以内に九州地方の県が5県もランクインしていて、九州地方で盛んと言っていいでしょう。

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次