採卵鶏の飼育頭数の都道府県ランキング!日本一はどこ?

採卵鶏(レイヤー)は採卵することが目的の鶏。1~2年の採卵期間を終えた鶏は廃鶏と呼ばれ、ミンチにされて加工肉や冷凍肉、レトルト食品などに利用されます。

また、日本の養鶏業者は比較的小規模なところが多いです。そのため、生産者の価格交渉力が弱く、そのこともあって卵の値段が安くなっています。

それでは、採卵鶏の飼育頭数の都道府県ランキングを見ていきましょう!

目次

採卵鶏の飼育頭数の都道府県ランキング

順位都道府県飼育羽数
01位茨城県15288000羽
02位千葉県12886000羽
03位鹿児島県11944000羽
04位広島県9982000羽
05位愛知県9817000羽
06位岡山県9323000羽
07位群馬県9261000羽
08位新潟県6952000羽
09位青森県6497000羽
10位北海道6466000羽
11位三重県6450000羽
12位栃木県6110000羽
13位福島県5885000羽
14位静岡県5732000羽
15位兵庫県5598000羽
16位香川県5428000羽
17位岩手県5308000羽
18位岐阜県5273000羽
19位埼玉県4294000羽
20位宮城県3947000羽
21位福岡県3270000羽
22位宮崎県2871000羽
23位熊本県2521000羽
24位愛媛県2275000羽
25位秋田県2209000羽
26位長崎県1798000羽
27位山口県1778000羽
28位京都府1655000羽
29位沖縄県1557000羽
30位石川県1268000羽
31位神奈川県1206000羽
32位大分県1067000羽
33位島根県939000羽
34位徳島県832000羽
35位富山県831000羽
36位福井県771000羽
37位山梨県585000羽
38位長野県545000羽
39位山形県471000羽
40位奈良県308000羽
41位和歌山県300000羽
42位佐賀県267000羽
43位高知県262000羽
44位鳥取県261000羽
45位滋賀県255000羽
46位東京都76000羽
47位大阪府42000羽
全国計182661000羽

出典:農林水産省「畜産統計調査」
※採卵鶏の飼育頭数のデータは2022年2月1日のものです

第1位:茨城県

採卵鶏の飼育頭数日本一は茨城県で、全体の約8.4%を占めています。県内全域で飼育。茨城県は首都圏に近く温暖で広大な土地を有することなどから飼育頭数が多くなっています。

また、茨城県のブランド卵は「ひまわりっこ」や「24EGG」、「奥久慈卵」など。

第2位:千葉県

採卵鶏の飼育頭数2位は千葉県で、全体の約7.1%を占めています。県内全域で飼育され、君津市や香取市、いすみ市で盛ん。千葉県は首都圏に近いことや飼料工場(茨城県神栖市に集中)から飼料を運びやすいことなどから飼育頭数が多くなっています。

また、千葉県のブランド卵は「ぷりんセス・エッグ」や「永光卵」、「ヨード卵・光」など。

第3位:鹿児島県

採卵鶏の飼育頭数3位は鹿児島県で、全体の約6.5%を占めています。県内各地で飼育され、曽於地区で盛ん。

また、鹿児島県のブランド卵は「薩摩赤玉」や「藤姫」、「たわわたまご」などです。

まとめ

首都圏や飼料工場に近い茨城県と千葉県がTOP2。3位は大きく離れて鹿児島県となっています。4位以下も広島県、愛知県、岡山県と地方的に偏りはあまりないといっていいでしょう。

また、牛や豚ほど多くはありませんが、卵がブランド化されています。ちなみに、鶏卵の生産量のランキングは下の記事を参考にしてください。

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次