日本での西洋なし(洋梨)はラ・フランスが有名で、生産量の約6割がラ・フランスです。ラ・フランスとフランスの名前がついていますが、フランスでは絶滅しまっていて、日本の農家が復活させ、生産を安定させています。
日本なしは独特な香りがあってシャリシャリでみずみずしいですが、西洋なしは独特な香りがあってとろける食感。同じなしでも結構違い、日本なしが好きな人もいれば西洋なしの方が好きという人もいます。
それでは、西洋なしの生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
西洋なしの生産量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 収穫量 |
---|---|---|
01位 | 山形県 | 19100t |
02位 | 新潟県 | 1990t |
03位 | 青森県 | 1720t |
04位 | 長野県 | 1510t |
05位 | 北海道 | 866t |
06位 | 岩手県 | 809t |
07位 | 秋田県 | 720t |
08位 | 福島県 | 572t |
09位 | 宮城県 | 110t |
10位 | 山梨県 | 53t |
11位 | 群馬県 | 52t |
12位 | 岐阜県 | 48t |
13位 | 岡山県 | 40t |
14位 | 茨城県 | 33t |
15位 | 広島県 | 22t |
16位 | 富山県 | 12t |
17位 | 栃木県 | 11t |
18位 | 奈良県 | 3t |
19位 | 埼玉県 | 2t |
19位 | 石川県 | 2t |
21位 | 兵庫県 | 1t |
21位 | 島根県 | 1t |
21位 | 山口県 | 1t |
24位 | 福井県 | 0t |
24位 | 京都府 | 0t |
– | 神奈川県 | x |
– | 三重県 | x |
– | 滋賀県 | x |
– | 和歌山県 | x |
– | 鹿児島県 | x |
– | 千葉県 | – |
– | 東京都 | – |
– | 静岡県 | – |
– | 愛知県 | – |
– | 大阪府 | – |
– | 鳥取県 | – |
– | 徳島県 | – |
– | 香川県 | – |
– | 愛媛県 | – |
– | 高知県 | – |
– | 福岡県 | – |
– | 佐賀県 | – |
– | 長崎県 | – |
– | 熊本県 | – |
– | 大分県 | – |
– | 宮崎県 | – |
– | 沖縄県 | – |
全国計 | 27700t |
第1位:山形県
西洋なしの生産量1位は山形県。全体の約69%の西洋なしを生産していて、ラ・フランスといえば山形県のイメージが強い人も多いでしょう。
「ラ・フランス」以外には「メロウリッチ」や「オーロラ」、「バラード」、「シルバーベル」などの品種を栽培しています。
第2位:新潟県
西洋なしの生産量2位は新潟県。全体の約7.2%の西洋なしを生産しています。
主な栽培品種はラ・フランスではなく、「ル レクチエ」です。ル レクチエは新潟県の特産品としてじわじわと人気も出てきている洋梨。
第3位:青森県
西洋なしの生産量3位は青森県。全体の約6.2%の西洋なしを生産しています。
主な栽培品種は「ラ・フランス」と「ゼネラル・レクラーク」です。青森県ではゼネラル・レクラークの産地化が進められていて、栽培量もゼネラル・レクラークの方が多くなっています。
まとめ
西洋なしは山形県というイメージがあるだけあって、実際の生産量も全体の3分の2以上と多いです。2位の新潟県や3位の青森県はラフランスのイメージを奪うのではなく、特定の品種をプッシュして売り出していっています。
西洋なしが好きな人は、「ル レクチエ」や「ゼネラル・レクラーク」もぜひチェックしてみてください。
また、西洋なしではなく、日本なしの生産量が気になる人は以下の記事をご覧ください。
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