年間の雪日数は都道府県によって大きく違います。毎年のように雪が降る県もあれば、1年を通して全く降らない県もあるくらいです。
また、雪にはあられや雹は含まれず、雪やしゅう雪、みぞれ、霧雪、細氷のどれかが降ったときにカウントされます。
それでは、年間雪日数の都道府県ランキングを見ていきましょう!
目次
年間雪日数の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(気象官署) | 雪日数 |
---|---|---|
01位 | 北海道(札幌) | 112日 |
02位 | 青森県(青森) | 107日 |
03位 | 山形県(山形) | 101日 |
04位 | 秋田県(秋田) | 93日 |
05位 | 岩手県(盛岡) | 86日 |
06位 | 福島県(福島) | 83日 |
07位 | 長野県(長野) | 74日 |
08位 | 石川県(金沢) | 71日 |
09位 | 福井県(福井) | 66日 |
10位 | 宮城県(仙台) | 64日 |
11位 | 新潟県(新潟) | 63日 |
12位 | 富山県(富山) | 56日 |
13位 | 鳥取県(鳥取) | 55日 |
14位 | 滋賀県(彦根) | 47日 |
15位 | 島根県(松江) | 45日 |
16位 | 山口県(山口) | 40日 |
17位 | 京都府(京都) | 39日 |
18位 | 三重県(津) | 36日 |
19位 | 岐阜県(岐阜) | 35日 |
20位 | 茨城県(水戸) | 28日 |
21位 | 岡山県(岡山) | 26日 |
22位 | 和歌山県(和歌山) | 25日 |
22位 | 広島県(広島) | 25日 |
24位 | 愛知県(名古屋) | 24日 |
25位 | 奈良県(奈良) | 23日 |
26位 | 兵庫県(神戸) | 22日 |
27位 | 佐賀県(佐賀) | 21日 |
28位 | 群馬県(前橋) | 19日 |
29位 | 栃木県(宇都宮) | 18日 |
29位 | 熊本県(熊本) | 18日 |
31位 | 山梨県(甲府) | 14日 |
31位 | 福岡県(福岡) | 14日 |
31位 | 長崎県(長崎) | 14日 |
34位 | 千葉県(千葉) | 13日 |
35位 | 埼玉県(熊谷) | 12日 |
35位 | 大阪府(大阪) | 12日 |
37位 | 神奈川県(横浜) | 11日 |
37位 | 香川県(高松) | 11日 |
37位 | 愛媛県(松山) | 11日 |
40位 | 東京都(千代田区) | 10日 |
40位 | 徳島県(徳島) | 10日 |
42位 | 大分県(大分) | 8日 |
43位 | 高知県(高知) | 7日 |
44位 | 静岡県(静岡) | 3日 |
44位 | 鹿児島県(鹿児島) | 3日 |
46位 | 宮崎県(宮崎) | 2日 |
47位 | 沖縄県(那覇) | 0日 |
第1位:北海道
北海道は亜寒帯湿潤気候で梅雨がない代わりに冬の冷え込みは強いです。シベリア大陸の冷たい空気と日本海の水蒸気、他の地域より冬の湿度が低いこと、大きい山があることなど様々な要因から雪日数が多くなっています。
第2位:青森県
青森県は冬の気温が低く、津軽半島から入ってくる北西の風と八甲田山系を迂回した南西の風がちょうどぶつかることで、大雪になりやすいです。季節風が青森特有の地形によって曲がりやすいことも雪が増える要因。
第3位:山形県
山形県は冬に北西寄りの季節風が日本海の水蒸気を含んだ空気が庄内平野の東側の山に吹き付け、上昇気流によって雪雲が生まれやすいため、雪日数が多くなっています。
第47位:沖縄県
沖縄県は積雪を記録したことがほとんどない県です。ほぼゼロなんですが、1977年2月17日に久米島でみぞれ、2016年1月24日に名護市と久米島町でみぞれを観測したことがあります。
まとめ
年間雪日数は日本海側に多く、北から南にかけて少なくなっていく傾向があります。冬の冷たい北西風は日本海側から吹き、含んでいた水蒸気は内陸や太平洋側にいくまえに雪として降ってしまうというのが大きいでしょう。
ちなみに、年間雪日数の全国平均は35.7日。雪の多い地域に住んでいる人は少なく感じるでしょうし、ほとんど降らない地域に住んでいる人は多く感じるでしょう。
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