牛乳は成分を調整していない生乳のこと。脱脂粉乳やクリーム、バターなどを加えて成分を調整したものは加工乳で、乳製品以外も加えて乳固形分が3.0%以上のものが乳飲料です。
また、牛乳といえば、カルシウムが豊富な食品。カルシウムの吸収率も40~50%と高い食品ですが、乳糖不耐症で牛乳が体に合わない人もいます。
それでは、牛乳の生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
目次
牛乳の生産量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 生産量 |
---|---|---|
01位 | 北海道 | 464993kl |
02位 | 神奈川県 | 214155kl |
03位 | 茨城県 | 189450kl |
04位 | 千葉県 | 173623kl |
05位 | 栃木県 | 166261kl |
06位 | 福岡県 | 138605kl |
07位 | 愛知県 | 137864kl |
08位 | 兵庫県 | 136685kl |
09位 | 長野県 | 118449kl |
10位 | 大阪府 | 107534kl |
11位 | 岡山県 | 101748kl |
12位 | 熊本県 | 101653kl |
13位 | 群馬県 | 100860kl |
14位 | 京都府 | 91018kl |
15位 | 岐阜県 | 83511kl |
16位 | 静岡県 | 77497kl |
17位 | 埼玉県 | 76030kl |
18位 | 岩手県 | 68027kl |
19位 | 宮城県 | 66280kl |
20位 | 東京都 | 56773kl |
21位 | 広島県 | 52916kl |
22位 | 大分県 | 44415kl |
23位 | 新潟県 | 39148kl |
24位 | 福島県 | 35360kl |
25位 | 石川県 | 26481kl |
26位 | 宮崎県 | 25975kl |
27位 | 三重県 | 23833kl |
28位 | 滋賀県 | 22745kl |
29位 | 山形県 | 20705kl |
30位 | 沖縄県 | 20489kl |
31位 | 島根県 | 15041kl |
32位 | 鹿児島県 | 9035kl |
33位 | 山梨県 | 2326kl |
– | 青森県 | x |
– | 秋田県 | x |
– | 富山県 | x |
– | 福井県 | x |
– | 奈良県 | x |
– | 和歌山県 | x |
– | 鳥取県 | x |
– | 山口県 | x |
– | 徳島県 | x |
– | 香川県 | x |
– | 愛媛県 | x |
– | 高知県 | x |
– | 佐賀県 | x |
– | 長崎県 | x |
全国計 | 3193854kl |
第1位:北海道
牛乳の生産量1位は北海道で、全体の約14.6%を占めています。道内各地で乳用牛が育てられ、各地の工場で牛乳を生産。
また、北海道では2021年・2022年と生乳の生産目標が抑制され、廃棄が問題化しています。乳用牛の飼育頭数を見てもらうとわかりますが、頭数に対して生産している量がかなり少ないです。
乳用牛の飼育頭数の都道府県ランキング!2位や3位はどこ?
乳用牛は牛乳がたくさん出るように品種改良された牛のこと。牛乳を搾乳される搾乳牛、組織や体力回復中で搾乳を中止している乾乳牛、まだ出産を経験していない未経産牛…
第2位:神奈川県
牛乳の生産量2位は神奈川県で、全体の約6.7%を占めています。海老名市や茅ヶ崎市など8ヶ所に牛乳工場があり、飼育頭数は30位ですが、生産量は2位。多くは県外の生乳に依存しています。
また、神奈川県では2017年3月から「かながわ県産生乳100%認証制度」を導入。認証された製品にはカナミルくんマークがつきます。
第3位:茨城県
牛乳の生産量3位は茨城県で、全体の約5.9%を占めています。県内の各地の牛乳工場で生産し、地元企業の「トモヱ乳業」の生産量は国内トップクラスです。
まとめ
牛乳の生産量は1位が北海道、2位が神奈川県、3位が茨城県というのがここ数年続いています。7,8年前は愛知県や千葉県もTOP3にランクインしていました。
また、牛乳は廃棄や酪農家の失業が社会問題化してきているといえます。2022年に牛乳が値上げされましたが、エサ代が高騰しているため、酪農家の生活は楽になっておらず、赤字経営をしているところも少なくありません。
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