ビワは甘くてソフトな口触りの果物で、4月下旬~6月上旬頃が旬。収穫までは柿並に時間がかかり、8年ほどで収穫できるようになります。
また、暑さには強いですが、寒さには弱く、0℃を下回る地域では栽培できません。そのため、北日本では栽培されておらず、暖かい地域での栽培が多いです。
それでは、ビワの生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
目次
ビワの生産量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 収穫量 |
---|---|---|
01位 | 長崎県 | 654t |
02位 | 千葉県 | 494t |
03位 | 鹿児島県 | 240t |
04位 | 香川県 | 216t |
05位 | 兵庫県 | 165t |
06位 | 愛媛県 | 138t |
07位 | 和歌山県 | 107t |
08位 | 大分県 | 105t |
09位 | 高知県 | 91t |
10位 | 広島県 | 80t |
11位 | 静岡県 | 68t |
12位 | 福岡県 | 62t |
13位 | 佐賀県 | 48t |
14位 | 熊本県 | 37t |
15位 | 三重県 | 32t |
16位 | 愛知県 | 31t |
17位 | 岡山県 | 24t |
18位 | 山口県 | 23t |
19位 | 沖縄県 | 11t |
20位 | 鳥取県 | 8t |
21位 | 奈良県 | 4t |
21位 | 島根県 | 4t |
23位 | 神奈川県 | 3t |
24位 | 宮崎県 | 2t |
25位 | 京都府 | 1t |
25位 | 徳島県 | 1t |
27位 | 宮城県 | 0t |
27位 | 栃木県 | 0t |
27位 | 埼玉県 | 0t |
27位 | 東京都 | 0t |
27位 | 新潟県 | 0t |
27位 | 石川県 | 0t |
27位 | 福井県 | 0t |
27位 | 大阪府 | 0t |
– | 滋賀県 | x |
– | 北海道 | – |
– | 青森県 | – |
– | 岩手県 | – |
– | 秋田県 | – |
– | 山形県 | – |
– | 福島県 | – |
– | 茨城県 | – |
– | 群馬県 | – |
– | 富山県 | – |
– | 山梨県 | – |
– | 長野県 | – |
– | 岐阜県 | – |
全国計 | 2650t |
第1位:長崎県
ビワの生産量1位は長崎県で、全体の約24.7%のビワを生産しています。温暖な気候がビワ栽培に向いていて、ビワ=長崎という印象を持っている人もいるでしょう。
ビワの品種は「茂木種」をはじめ、「なつたより」や「長崎早生」、「福原早生」など。
第2位:千葉県
ビワの生産量2位は千葉県で、全体の約18.6%のビワを生産しています。南房総地域を中心に栽培されており、南房総地域のビワは「房州びわ」。
ビワの品種は「大房」や「田中」、「富房」、「瑞穂」など。
第3位:鹿児島県
ビワの生産量3位は鹿児島県で、全体の約9.1%のビワを生産しています。温暖な気候の鹿児島県では、奄美諸島から県北まで広範囲で栽培。
ビワの品種は「茂木」や「長崎早生」などを栽培しています。
まとめ
ビワは長崎県と千葉県、鹿児島県で全体の半分以上を栽培しています。日本各地で栽培がありますが、寒さに弱いので北海道や東北地方での栽培はなし。内陸でも気温の低い長野県でも栽培されていません。
また、ビワはバラ科の植物で種に「アミグダリン」が含まれます。間違ってちょっと食べてしまうくらいには問題ないですが、大量に摂取すると中毒症状を起こすことがあるため、種は避けて食べるようにしましょう。
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