バターは牛乳から分離したクリームを凝固させた食品。乳酸発酵させて作る「発酵バター」と発酵させずに作る「無発酵バター」があり、それぞれに食塩を添加した「有塩バター」と添加しない「食塩不使用バター」があります。日本で一般的に流通しているのは「無発酵・有塩バター」です。
また、バターは全国で流通しているものなので、どの都道府県が消費量1位なのかは予想しにくい食品。トーストに塗ったり、食用油として使ったりする分だと1回の使用量も少ないので、どれくらい使われているかも想像しにくいです。
それでは、バターの消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
バターの消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 東京都(東京都区部) | 885g | 1908円 |
02位 | 兵庫県(神戸市) | 866g | 1752円 |
03位 | 群馬県(前橋市) | 821g | 1603円 |
04位 | 神奈川県(横浜市) | 809g | 1634円 |
05位 | 石川県(金沢市) | 782g | 1651円 |
06位 | 京都府(京都市) | 778g | 1585円 |
07位 | 滋賀県(大津市) | 762g | 1645円 |
08位 | 熊本県(熊本市) | 755g | 1599円 |
09位 | 広島県(広島市) | 734g | 1736円 |
10位 | 福岡県(福岡市) | 707g | 1441円 |
11位 | 北海道(札幌市) | 700g | 1565円 |
12位 | 青森県(青森市) | 689g | 1450円 |
13位 | 静岡県(静岡市) | 681g | 1335円 |
14位 | 徳島県(徳島市) | 674g | 1368円 |
15位 | 埼玉県(さいたま市) | 672g | 1526円 |
16位 | 千葉県(千葉市) | 659g | 1391円 |
17位 | 奈良県(奈良市) | 656g | 1418円 |
18位 | 秋田県(秋田市) | 602g | 1232円 |
19位 | 山形県(山形市) | 590g | 1182円 |
20位 | 愛知県(名古屋市) | 587g | 1305円 |
21位 | 長野県(長野市) | 585g | 1163円 |
22位 | 大阪府(大阪市) | 581g | 1298円 |
23位 | 富山県(富山市) | 574g | 1155円 |
24位 | 茨城県(水戸市) | 570g | 1201円 |
25位 | 山梨県(甲府市) | 550g | 1181円 |
26位 | 宮城県(仙台市) | 540g | 1131円 |
27位 | 山口県(山口市) | 536g | 1272円 |
28位 | 岩手県(盛岡市) | 528g | 1157円 |
29位 | 新潟県(新潟市) | 526g | 1213円 |
30位 | 岐阜県(岐阜市) | 525g | 1151円 |
31位 | 栃木県(宇都宮市) | 518g | 1130円 |
32位 | 沖縄県(那覇市) | 512g | 974円 |
33位 | 三重県(津市) | 502g | 1062円 |
34位 | 島根県(松江市) | 493g | 1097円 |
35位 | 長崎県(長崎市) | 488g | 1088円 |
36位 | 福井県(福井市) | 480g | 1040円 |
36位 | 宮崎県(宮崎市) | 480g | 1001円 |
38位 | 佐賀県(佐賀市) | 475g | 1077円 |
39位 | 愛媛県(松山市) | 467g | 1046円 |
40位 | 大分県(大分市) | 462g | 946円 |
41位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 455g | 991円 |
42位 | 岡山県(岡山市) | 441g | 953円 |
43位 | 鳥取県(鳥取市) | 429g | 951円 |
44位 | 和歌山県(和歌山市) | 422g | 903円 |
45位 | 福島県(福島市) | 418g | 933円 |
45位 | 香川県(高松市) | 418g | 927円 |
47位 | 高知県(高知市) | 365g | 866円 |
全国平均 | 639g | 1362円 |
第1位:東京都(東京都区部)
バターの消費量・購入金額日本一は東京都(東京都区部)です。東京都はTOP3に入ることが多く、3位以内に入らない年もTOP10には入っています。都民全員とまではいいませんが、バター好きが多いといっていいでしょう。
また、牛乳が余っているならバターにして価格を下げて欲しいというのが消費者の願い。でも、家庭用バターを作る設備はフル稼働状態のようで、バターの価格は下りそうにありません。
第2位:兵庫県(神戸市)
バターの消費量2位は兵庫県(神戸市)です。兵庫県は消費量1位になる年もあり、ほぼ毎年TOP10に入ってくる県。
やはり、食パンの消費量が多いことが要因のひとつです。
第3位:群馬県(前橋市)
バターの消費量3位は群馬県(前橋市)です。群馬県は2021年は3位でしたが、WORST10に入ることが多い県。そのため、群馬県はバター好きが特別多いとは言えません。
まとめ
バターの消費量は1位が東京都、2位が兵庫県、3位が群馬県でした。東京都や兵庫県は上位にランクインすることが多く、バター好きの多い都県だといえます。
また、他にTOP3に入りやすい県は静岡県や滋賀県です。ちなみに、滋賀県や兵庫県は食パン消費量が多いことも要因だと考えられますが、食パンの消費量とバターの消費量のランキングは完全リンクしているわけではありません。
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