日本にはたくさんの在留外国人がいますが、在留ベトナム人は外国人労働者の受け入れ態勢の強化や技能実習生の受け入れの拡大から特に増えました。ベトナムは経済成長が著しく、日本への進出も増えていることも要因のひとつです。
ちなみに、在留ベトナム人は中長期の在留資格をもって日本に在留するベトナム人および特別永住者のことを指します。
それでは、在留ベトナム人の都道府県別ランキングを見ていきましょう!
目次
在留ベトナム人の都道府県別ランキング
順位 | 都道府県 | 在留ベトナム人 |
---|---|---|
01位 | 愛知県 | 48608人 |
02位 | 大阪府 | 45344人 |
03位 | 東京都 | 37167人 |
04位 | 埼玉県 | 33641人 |
05位 | 神奈川県 | 29093人 |
06位 | 千葉県 | 26844人 |
07位 | 兵庫県 | 25289人 |
08位 | 福岡県 | 19365人 |
09位 | 静岡県 | 14865人 |
10位 | 広島県 | 13927人 |
11位 | 茨城県 | 13891人 |
12位 | 群馬県 | 11790人 |
13位 | 岐阜県 | 11212人 |
14位 | 岡山県 | 10695人 |
15位 | 三重県 | 10506人 |
16位 | 北海道 | 10440人 |
17位 | 栃木県 | 8692人 |
18位 | 滋賀県 | 7688人 |
19位 | 京都府 | 7154人 |
20位 | 長野県 | 6179人 |
21位 | 熊本県 | 6037人 |
22位 | 鹿児島県 | 5239人 |
23位 | 富山県 | 4943人 |
24位 | 石川県 | 4609人 |
25位 | 宮城県 | 4500人 |
26位 | 山口県 | 4106人 |
27位 | 愛媛県 | 3708人 |
28位 | 香川県 | 3690人 |
29位 | 新潟県 | 3622人 |
30位 | 福島県 | 3620人 |
31位 | 大分県 | 3336人 |
32位 | 山梨県 | 3221人 |
33位 | 福井県 | 3191人 |
34位 | 奈良県 | 3182人 |
35位 | 長崎県 | 2601人 |
36位 | 宮崎県 | 2551人 |
37位 | 沖縄県 | 2452人 |
38位 | 佐賀県 | 2328人 |
39位 | 岩手県 | 2098人 |
40位 | 青森県 | 2097人 |
41位 | 山形県 | 2036人 |
42位 | 徳島県 | 1974人 |
43位 | 島根県 | 1485人 |
44位 | 和歌山県 | 1481人 |
45位 | 高知県 | 1356人 |
46位 | 鳥取県 | 1303人 |
47位 | 秋田県 | 768人 |
未定・不詳 | 2422人 |
第1位:愛知県
愛知県に在留ベトナム人が多いのは、トヨタなどの製造業が外国人労働者の受け入れに積極的なことや外国人が住みやすい制度が充実していることなどが要因です。さらにそれがベトナム人の間で口コミとして広がっていると考えられます。
また、最低時給が日本では5位(986円)で、ベトナム本国と比べると約7倍~10倍(ベトナムの最低賃金は2022年に上がりましたが、90円~131円)ということも大きいでしょう。
第2位:大阪府
日越間はかつてから交流があり、初の領事館は1997年に在大阪ベトナム総領事館が開設されました。また、飲食業や製造業が多く、外国人の受け入れも多くなっていることも大阪府の在留ベトナム人が増えている要因でしょう。
ちなみに、最低時給は愛知県より高い3位(1023円)。
第3位:東京都
東京都は日本の首都であり、企業や学校の数が多いこと、最低賃金が最も高いことなどが在留ベトナム人の多い要因です。
まとめ
在留ベトナム人が多いのは愛知県や大阪府、東京都。在留外国人は企業や学校数、交通の便などから都会にくることが多く、田舎は少なくなる傾向があり、在留ベトナム人も例に漏れず都会のほうが多いです。
ちなみに、在留外国人の都道府県別ランキングや各都道府県に占める割合を知りたい方は下の記事をご覧ください。
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