うどんやそばの年間消費量は都道府県によってかなり違います。本当はうどんとそばを分けてランキング化したいですが、家計調査で一緒にされているので別々のランキングは出せません。
また、生うどん・そばと乾うどん・そばがあり、このランキングが違うのかも気になるところ。生うどん・そばはあの県が上位にきそうですが、他は予想しづらいです。
それでは、うどん・そばの消費量の都道府県ランキングを生と乾で別々に見ていきましょう。
生うどん・そばの消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 香川県(高松市) | 20243g | 6735円 |
02位 | 岡山県(岡山市) | 16813g | 3435円 |
03位 | 和歌山県(和歌山市) | 15797g | 3715円 |
04位 | 滋賀県(大津市) | 13982g | 4166円 |
05位 | 京都府(京都市) | 13319g | 4138円 |
06位 | 三重県(津市) | 13253g | 4063円 |
07位 | 兵庫県(神戸市) | 13043g | 3836円 |
08位 | 大阪府(大阪市) | 13028g | 3937円 |
09位 | 鳥取県(鳥取市) | 12714g | 3335円 |
10位 | 愛知県(名古屋市) | 12000g | 4128円 |
11位 | 山形県(山形市) | 11889g | 4419円 |
12位 | 長野県(長野市) | 11670g | 3931円 |
13位 | 石川県(金沢市) | 11641g | 3642円 |
14位 | 山口県(山口市) | 11185g | 3651円 |
15位 | 愛媛県(松山市) | 11006g | 3405円 |
16位 | 広島県(広島市) | 10725g | 3327円 |
17位 | 群馬県(前橋市) | 10674g | 4560円 |
18位 | 新潟県(新潟市) | 10525g | 2767円 |
19位 | 山梨県(甲府市) | 10485g | 3759円 |
20位 | 奈良県(奈良市) | 10430g | 3328円 |
21位 | 千葉県(千葉市) | 10343g | 3666円 |
22位 | 栃木県(宇都宮市) | 10211g | 3242円 |
23位 | 宮城県(仙台市) | 10109g | 3067円 |
24位 | 埼玉県(さいたま市) | 10106g | 3573円 |
25位 | 福井県(福井市) | 9888g | 3996円 |
26位 | 島根県(松江市) | 9837g | 3270円 |
27位 | 福島県(福島市) | 9757g | 3012円 |
28位 | 富山県(富山市) | 9750g | 3297円 |
29位 | 徳島県(徳島市) | 9569g | 3180円 |
30位 | 茨城県(水戸市) | 9555g | 3470円 |
31位 | 福岡県(福岡市) | 9492g | 2929円 |
32位 | 高知県(高知市) | 9475g | 3221円 |
33位 | 熊本県(熊本市) | 9401g | 2363円 |
34位 | 北海道(札幌市) | 9253g | 3216円 |
35位 | 神奈川県(横浜市) | 9189g | 3575円 |
36位 | 岐阜県(岐阜市) | 9014g | 3393円 |
37位 | 岩手県(盛岡市) | 8971g | 3311円 |
38位 | 大分県(大分市) | 8755g | 2655円 |
39位 | 秋田県(秋田市) | 8463g | 3288円 |
40位 | 東京都(東京都区部) | 8407g | 3112円 |
41位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 8331g | 2730円 |
42位 | 青森県(青森市) | 8262g | 3330円 |
43位 | 宮崎県(宮崎市) | 8191g | 3077円 |
44位 | 佐賀県(佐賀市) | 8080g | 2399円 |
45位 | 長崎県(長崎市) | 7805g | 2568円 |
46位 | 静岡県(静岡市) | 7467g | 2979円 |
47位 | 沖縄県(那覇市) | 5401g | 1898円 |
全国平均 | 10693g | 3519円 |
第1位:香川県(高松市)
生うどん・そばの消費量1位は香川県(高松市)です。讃岐うどんが有名でうどん県でもある香川県がダントツ。4桁の都道府県もあるなかで、唯一年間消費量2万gを超えています。
そして、生うどんだけでなく、乾うどんや外食も合わせると、1人あたり年間200玉以上食べているとも言われているくらいうどん好きな県民です。
第2位:岡山県(岡山市)
生うどん・そばの消費量2位は岡山県(岡山市)です。名産の備中手延べうどんは乾麺がほとんどですが、この順位にランクイン。
岡山県民も実はうどん好きが多く、香川県と岡山県は近いこともあって放送局も同じです。そのため、うどんの情報を見ることも多く、それが消費にも貢献しています。
第3位:和歌山県(和歌山市)
生うどん・そばの消費量1位は和歌山県(和歌山市)です。和歌山県民はラーメン好きですが、生うどん・そばでも3位にランクインしました。麺類の消費量ランキングで1位なので、麺好きな県民性といえるでしょう。
乾うどん・そばの消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 秋田県(秋田市) | 6442g | 4919円 |
02位 | 山形県(山形市) | 5464g | 2828円 |
03位 | 新潟県(新潟市) | 4625g | 3126円 |
04位 | 徳島県(徳島市) | 4481g | 2834円 |
05位 | 富山県(富山市) | 4385g | 3281円 |
06位 | 岐阜県(岐阜市) | 3829g | 2360円 |
07位 | 京都府(京都市) | 3766g | 2321円 |
08位 | 神奈川県(横浜市) | 3741g | 2785円 |
09位 | 福井県(福井市) | 3616g | 2467円 |
10位 | 山口県(山口市) | 3484g | 2144円 |
11位 | 香川県(高松市) | 3443g | 3760円 |
12位 | 静岡県(静岡市) | 3412g | 2177円 |
13位 | 埼玉県(さいたま市) | 3386g | 1810円 |
14位 | 北海道(札幌市) | 3357g | 2127円 |
15位 | 栃木県(宇都宮市) | 3316g | 2147円 |
16位 | 青森県(青森市) | 3248g | 2121円 |
17位 | 東京都(東京都区部) | 3190g | 2472円 |
18位 | 岩手県(盛岡市) | 3158g | 2102円 |
19位 | 沖縄県(那覇市) | 3101g | 1471円 |
20位 | 千葉県(千葉市) | 3084g | 2171円 |
21位 | 岡山県(岡山市) | 3070g | 2179円 |
22位 | 福島県(福島市) | 3037g | 2090円 |
23位 | 奈良県(奈良市) | 3023g | 2842円 |
24位 | 長野県(長野市) | 3021g | 1824円 |
25位 | 群馬県(前橋市) | 3020g | 2333円 |
26位 | 愛知県(名古屋市) | 2998g | 1641円 |
27位 | 宮城県(仙台市) | 2846g | 1856円 |
28位 | 滋賀県(大津市) | 2819g | 2160円 |
29位 | 茨城県(水戸市) | 2756g | 1887円 |
30位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 2630g | 2402円 |
31位 | 和歌山県(和歌山市) | 2594g | 2004円 |
32位 | 三重県(津市) | 2585g | 1988円 |
33位 | 島根県(松江市) | 2499g | 2318円 |
34位 | 石川県(金沢市) | 2484g | 1872円 |
35位 | 宮崎県(宮崎市) | 2447g | 1749円 |
36位 | 鳥取県(鳥取市) | 2406g | 1648円 |
37位 | 佐賀県(佐賀市) | 2400g | 1637円 |
38位 | 大分県(大分市) | 2370g | 1355円 |
39位 | 山梨県(甲府市) | 2245g | 1335円 |
40位 | 広島県(広島市) | 2196g | 1400円 |
41位 | 大阪府(大阪市) | 2121g | 1314円 |
42位 | 熊本県(熊本市) | 2116g | 1750円 |
43位 | 愛媛県(松山市) | 1922g | 1633円 |
44位 | 高知県(高知市) | 1913g | 1291円 |
45位 | 兵庫県(神戸市) | 1862g | 1425円 |
46位 | 福岡県(福岡市) | 1790g | 1793円 |
47位 | 長崎県(長崎市) | 1406g | 2235円 |
全国平均 | 3123g | 2157円 |
第1位:秋田県(秋田市)
乾うどん・そばの消費量1位は秋田県(秋田市)です。全国平均の2倍以上の消費量があります。
稲庭うどんが順位に貢献していると見られ、秋田県(秋田市)は2022年の乾うどん・そばランキングも1位を獲得。
第2位:山形県(山形市)
乾うどん・そばの消費量2位は山形県(山形市)です。ラーメン外食が盛んな山形県ですが、乾うどん・そばの消費量ランキングで2位を獲得。
実はそばの生産量2位で、県内で作ったそばの乾麺の消費がこの順位につながっていると考えられます。
第3位:新潟県(新潟市)
乾うどん・そばの消費量3位は新潟県(新潟市)です。新潟県もラーメン好きが多く(山形市を抜いて2021年はラーメン外食費1位を獲得)、麺類の消費量も多い県です。
また、新潟県魚沼地方発祥の蕎麦「へぎそば」があります。
まとめ
うどん・そばのランキングは生と乾でかなり違い、上位3県も変わってきます。生うどん消費はうどん県である香川県がダントツ、乾うどんは稲庭うどんが有名な秋田県が1位です。
また、うどんがランキングに貢献しているところの方が多いですが、山形や新潟はそばの方が貢献しています。うどんとそばを分けるとランキングも変わってくるのですが、この項目はずっと一緒なので別々の統計には期待できません。
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