アサリは味噌汁やクラムチャウダーの具、酒蒸し、和え物などで食べる貝。新鮮であれば刺身でも食べられますが、ビタミンB1を破壊する酵素アノイリナーゼが含まれるため、加熱して食べるのが一般的。でも、外国の一部ではアサリを生食するところもあります。
また、アサリの漁獲量は1位が愛知県、2位が北海道、3位が三重県。これが消費量のランキングにも影響しているのかも気になるところです。
それでは、アサリの消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
アサリの消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 佐賀県(佐賀市) | 1089g | 807円 |
02位 | 千葉県(千葉市) | 908g | 926円 |
03位 | 東京都(東京都区部) | 898g | 935円 |
04位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 876g | 659円 |
05位 | 山梨県(甲府市) | 858g | 933円 |
05位 | 三重県(津市) | 858g | 770円 |
07位 | 静岡県(静岡市) | 781g | 794円 |
08位 | 長崎県(長崎市) | 778g | 770円 |
09位 | 広島県(広島市) | 755g | 787円 |
10位 | 岩手県(盛岡市) | 725g | 698円 |
11位 | 愛知県(名古屋市) | 700g | 816円 |
12位 | 山口県(山口市) | 692g | 691円 |
12位 | 大分県(大分市) | 692g | 620円 |
14位 | 熊本県(熊本市) | 681g | 670円 |
15位 | 長野県(長野市) | 665g | 592円 |
16位 | 高知県(高知市) | 663g | 826円 |
17位 | 福岡県(福岡市) | 660g | 667円 |
18位 | 石川県(金沢市) | 655g | 739円 |
19位 | 新潟県(新潟市) | 653g | 679円 |
20位 | 徳島県(徳島市) | 640g | 696円 |
21位 | 栃木県(宇都宮市) | 639g | 641円 |
22位 | 埼玉県(さいたま市) | 633g | 716円 |
22位 | 神奈川県(横浜市) | 633g | 687円 |
24位 | 北海道(札幌市) | 593g | 703円 |
25位 | 山形県(山形市) | 591g | 680円 |
26位 | 大阪府(大阪市) | 587g | 708円 |
27位 | 奈良県(奈良市) | 575g | 597円 |
28位 | 岐阜県(岐阜市) | 574g | 624円 |
29位 | 宮城県(仙台市) | 570g | 623円 |
30位 | 愛媛県(松山市) | 545g | 572円 |
31位 | 香川県(高松市) | 542g | 502円 |
32位 | 群馬県(前橋市) | 529g | 589円 |
33位 | 福島県(福島市) | 522g | 575円 |
34位 | 京都府(京都市) | 520g | 555円 |
35位 | 福井県(福井市) | 511g | 526円 |
36位 | 宮崎県(宮崎市) | 508g | 565円 |
37位 | 鳥取県(鳥取市) | 480g | 524円 |
38位 | 岡山県(岡山市) | 479g | 451円 |
39位 | 滋賀県(大津市) | 476g | 574円 |
40位 | 茨城県(水戸市) | 453g | 486円 |
41位 | 秋田県(秋田市) | 440g | 481円 |
42位 | 兵庫県(神戸市) | 420g | 518円 |
42位 | 和歌山県(和歌山市) | 420g | 414円 |
44位 | 富山県(富山市) | 402g | 475円 |
45位 | 青森県(青森市) | 388g | 432円 |
46位 | 沖縄県(那覇市) | 364g | 450円 |
47位 | 島根県(松江市) | 349g | 452円 |
全国平均 | 645g | 688円 |
第1位:佐賀県(佐賀市)
アサリの消費量日本一は佐賀県(佐賀市)です。佐賀県は不動の1位というわけではありませんが、毎年ランキング上位。
有明海で穫れたアサリが食卓に上がっていると考えられます。ただし、アサリは近年不漁なので産地偽装をされてしまうことも多い貝。信用できるところから買うようにしたほうがいいでしょう。
第2位:千葉県(千葉市)
アサリの消費量2位は千葉県(千葉市)です。千葉県は10位台のほうが多いですが、TOP5入りすることもある県。漁獲量に関しては4位で、最近豊漁の兆しも出てきています。
アサリは消費量の差が少ないですし、豊漁で安く手に入れられるなら千葉県が消費量1位になる可能性もあるでしょう。
第3位:東京都(東京都区部)
アサリの消費量3位は東京都(東京都区部)です。東京都も10位台が多いですが、TOP5入りすることもある都道府県。漁獲量は10位ですが、東京湾でのアサリの漁獲量は復活の兆しがあります。
東京都も千葉県も1位を獲ったことはありませんが、東京湾でのアサリの漁獲量次第では1位になる年もあるかもしれません。
まとめ
アサリの消費量は1位が佐賀県、2位が千葉県、3位が東京都。アサリの消費量は都道府県による差が小さいため、よく変動しますが、佐賀県は上位にきやすいです。
また、アサリは不漁が続いているので養殖に力を入れてきています。漁獲量が増えてくれば産地偽装される心配も少なくなってくるので、早く安定して穫れるようになって欲しいところです。
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