さやえんどうはえんどうの若いさやを食用とするもの。完熟しない実をさやごと食べる「絹さや」と大きくなった実をさやごと食べる「スナップえんどう」や「さとうざや」があります。
収穫後、日が経つにつれてかたく筋っぽくなってくるため、鮮度の良いうちに食べなければいけません。美味しく食べられるのは収穫3,4日までと言われています。
それでは、さやえんどうの生産量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
さやえんどうの生産量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 収穫量 |
---|---|---|
01位 | 鹿児島県 | 4940t |
02位 | 愛知県 | 1380t |
03位 | 福島県 | 1040t |
04位 | 熊本県 | 845t |
05位 | 和歌山県 | 785t |
06位 | 広島県 | 644t |
07位 | 静岡県 | 608t |
08位 | 長崎県 | 525t |
09位 | 千葉県 | 517t |
10位 | 茨城県 | 513t |
11位 | 秋田県 | 474t |
12位 | 大分県 | 468t |
13位 | 兵庫県 | 455t |
14位 | 三重県 | 414t |
15位 | 北海道 | 413t |
16位 | 岩手県 | 352t |
17位 | 長野県 | 311t |
18位 | 愛媛県 | 276t |
19位 | 青森県 | 272t |
19位 | 京都府 | 272t |
21位 | 新潟県 | 271t |
22位 | 福岡県 | 269t |
23位 | 徳島県 | 264t |
24位 | 宮城県 | 251t |
25位 | 岡山県 | 232t |
– | 山形県 | … |
– | 栃木県 | … |
– | 群馬県 | … |
– | 埼玉県 | … |
– | 東京都 | … |
– | 神奈川県 | … |
– | 富山県 | … |
– | 石川県 | … |
– | 福井県 | … |
– | 山梨県 | … |
– | 岐阜県 | … |
– | 滋賀県 | … |
– | 大阪府 | … |
– | 奈良県 | … |
– | 鳥取県 | … |
– | 島根県 | … |
– | 山口県 | … |
– | 香川県 | … |
– | 高知県 | … |
– | 佐賀県 | … |
– | 宮崎県 | … |
– | 沖縄県 | … |
全国計 | 19800t |
第1位:鹿児島県
さやえんどうの生産量1位は鹿児島県で、全体の約24.9%を生産しています。指宿市や出水市、肝属郡などで栽培。秋に種をまいて苗の状態で冬を越し、春に収穫するさやえんどうは温暖な気候での栽培が向いています。
また、鹿児島県のさやえんどうの主な品種は「さつま白花」や「美笹」、「ニムラサラダスナップエンドウ」です。
第2位:愛知県
さやえんどうの生産量2位は愛知県で、全体の約7%を生産しています。豊橋市や田原市などで栽培。豊橋市では一般的なさやえんどうよりも糖度の高い「さとうえんどう」も栽培しています。
また、愛知県のさやえんどうの主な品種は「紅姫」と「ニムラサラダスナップエンドウ」です。
第3位:福島県
さやえんどうの生産量3位は福島県で、全体の約5.3%を生産しています。須賀川市や伊達市、二本松市などで栽培。ハウス栽培ものが4月~5月、露地栽培ものが5月から6月中旬頃まで出回ります。
また、福島県のさやえんどうの主な品種は「ゆうさや」や「姫みどり」、「美笹」、「スナック 753」、「ホルンスナップエンドウ」です。
まとめ
さやえんどうの生産量は鹿児島県が1位で栽培が向いている気候だということと消費量の多い大阪府や東京都に運ぶときに軽くてたくさん運べること、単価が高いことなどが要因。作付面積が減ってしまったこともありますが、ここ10年は不動の1位です。
ちなみに、2位の愛知県や福島県もここ10年はその順位を守っています。
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