さやまめはさやいんげんやさやえんどう、枝豆などのさやのついた豆のこと。あまり聞き慣れない言葉ですが、家計調査の項目ではさやまめが使われています。
また、さやいんげんの生産量1位は千葉県、さやえんどうの生産量1位は鹿児島県、枝豆の生産量1位は北海道。生産量の多さが消費量の順位にも影響してくるかも要チェック。
それでは、さやまめの消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
さやまめの消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 新潟県(新潟市) | 4170g | 5023円 |
02位 | 秋田県(秋田市) | 3787g | 3761円 |
03位 | 千葉県(千葉市) | 3215g | 3656円 |
04位 | 東京都(東京都区部) | 2958g | 3417円 |
05位 | 神奈川県(横浜市) | 2602g | 2859円 |
06位 | 岩手県(盛岡市) | 2437g | 2066円 |
07位 | 京都府(京都市) | 2392g | 2892円 |
08位 | 埼玉県(さいたま市) | 2258g | 2706円 |
09位 | 兵庫県(神戸市) | 2252g | 2155円 |
10位 | 宮城県(仙台市) | 2243g | 2495円 |
11位 | 静岡県(静岡市) | 2117g | 2209円 |
12位 | 山形県(山形市) | 2094g | 2142円 |
13位 | 滋賀県(大津市) | 2078g | 2397円 |
14位 | 奈良県(奈良市) | 2026g | 2321円 |
15位 | 愛知県(名古屋市) | 1962g | 2091円 |
16位 | 青森県(青森市) | 1897g | 1950円 |
17位 | 三重県(津市) | 1894g | 1824円 |
18位 | 福島県(福島市) | 1753g | 1904円 |
19位 | 栃木県(宇都宮市) | 1692g | 1676円 |
20位 | 大阪府(大阪市) | 1613g | 1817円 |
21位 | 群馬県(前橋市) | 1592g | 1882円 |
22位 | 島根県(松江市) | 1591g | 1534円 |
23位 | 愛媛県(松山市) | 1579g | 1438円 |
24位 | 鳥取県(鳥取市) | 1533g | 1423円 |
25位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 1499g | 1372円 |
26位 | 岐阜県(岐阜市) | 1455g | 1529円 |
27位 | 山梨県(甲府市) | 1450g | 1637円 |
28位 | 高知県(高知市) | 1420g | 1575円 |
29位 | 福井県(福井市) | 1376g | 1305円 |
30位 | 石川県(金沢市) | 1374g | 1830円 |
31位 | 長崎県(長崎市) | 1364g | 1331円 |
32位 | 茨城県(水戸市) | 1362g | 1459円 |
33位 | 香川県(高松市) | 1351g | 1489円 |
34位 | 徳島県(徳島市) | 1323g | 1495円 |
35位 | 大分県(大分市) | 1290g | 1309円 |
36位 | 北海道(札幌市) | 1275g | 1633円 |
37位 | 和歌山県(和歌山市) | 1245g | 1379円 |
38位 | 長野県(長野市) | 1195g | 1144円 |
39位 | 広島県(広島市) | 1185g | 1304円 |
40位 | 富山県(富山市) | 1144g | 1377円 |
41位 | 山口県(山口市) | 1125g | 1084円 |
42位 | 宮崎県(宮崎市) | 1097g | 1090円 |
43位 | 岡山県(岡山市) | 1086g | 1137円 |
44位 | 沖縄県(那覇市) | 1064g | 844円 |
45位 | 福岡県(福岡市) | 1023g | 1325円 |
46位 | 熊本県(熊本市) | 1008g | 1037円 |
47位 | 佐賀県(佐賀市) | 941g | 1029円 |
全国平均 | 1779g | 1906円 |
第1位:新潟県(新潟市)
さやまめの消費量・購入金額1位は新潟県(新潟市)です。新潟県は10年連続1位の県。調査家庭の毎年変わる家計調査で常に1位を取るのは難しいのですが、新潟県民のさやまめ好きが結果として出ています。
また、さやまめのうち枝豆がこのランキングに貢献。ザルに山盛りの枝豆が出される家庭も少なくありません。
ちなみに、枝豆の生産量は7位なんですが、作付面積は全国1位。生産量は出荷量ベースで算出されるので、県内で多く消費される新潟県の枝豆生産量の順位は低くなってしまっています。順位に影響するくらい県内で食べられているということです。
第2位:秋田県(秋田市)
さやまめの消費量2位は秋田県(秋田市)です。秋田県はほぼ毎年2位で、順位が悪くてもTOP5には入ってくる県。順位が安定して高く、秋田県民は豆好きといってもいいでしょう。
また、黒ささげ豆や枝豆がランキングに貢献していると考えられます。
第3位:千葉県(千葉市)
さやまめの消費量3位は千葉県(千葉市)です。千葉県はTOP10に入ることが多く、3位も複数年で獲得している県。千葉県民も豆好きといえます。
また、生産量の多いさやいんげんやさやえんどうがランキングに貢献していると考えられます。
まとめ
さやまめの消費量1位は新潟県、2位は秋田県、3位は千葉県。不動の1位の新潟県は枝豆愛がすごく、県内での枝豆消費によって出荷量のランキングを下げてしまうほどです。2位は秋田県でほぼ固定、3位は千葉県や東京都、神奈川県あたりが争っています。
また、さやまめは生産量の多いところで消費も多くなっている傾向があります。でも、完全に比例しているわけではなく、生産量(出荷量)が多いからといって必ずしも順位が高くなるわけではありません。
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