れんこんは煮物や炒めもの、天ぷら、酢蓮根、からし蓮根などで食べる野菜。加熱が短時間だとシャキシャキ、長時間だともっちりした食感になります。
また、れんこんの生産量は茨城県がダントツ。佐賀県や徳島県でも多く、これが消費量のランキングに影響しているかも気になるところです。
それでは、れんこんの消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
れんこんの消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 佐賀県(佐賀市) | 2001g | 1302円 |
02位 | 新潟県(新潟市) | 1942g | 1635円 |
03位 | 石川県(金沢市) | 1898g | 1832円 |
04位 | 愛媛県(松山市) | 1864g | 1334円 |
05位 | 千葉県(千葉市) | 1701g | 1386円 |
06位 | 静岡県(静岡市) | 1673g | 1449円 |
07位 | 長野県(長野市) | 1508g | 1067円 |
08位 | 神奈川県(横浜市) | 1496g | 1205円 |
09位 | 福岡県(福岡市) | 1481g | 843円 |
10位 | 広島県(広島市) | 1474g | 1037円 |
11位 | 東京都(東京都区部) | 1447g | 1202円 |
12位 | 山口県(山口市) | 1444g | 979円 |
13位 | 岐阜県(岐阜市) | 1442g | 940円 |
14位 | 大阪府(大阪市) | 1395g | 1320円 |
15位 | 長崎県(長崎市) | 1395g | 813円 |
16位 | 愛知県(名古屋市) | 1380g | 1034円 |
17位 | 富山県(富山市) | 1360g | 1182円 |
18位 | 香川県(高松市) | 1355g | 973円 |
19位 | 兵庫県(神戸市) | 1347g | 1240円 |
20位 | 京都府(京都市) | 1339g | 1340円 |
21位 | 奈良県(奈良市) | 1317g | 1157円 |
22位 | 山梨県(甲府市) | 1303g | 1185円 |
23位 | 滋賀県(大津市) | 1299g | 1197円 |
24位 | 三重県(津市) | 1243g | 994円 |
25位 | 熊本県(熊本市) | 1237g | 698円 |
26位 | 茨城県(水戸市) | 1220g | 902円 |
27位 | 埼玉県(さいたま市) | 1206g | 1032円 |
28位 | 岡山県(岡山市) | 1165g | 860円 |
29位 | 大分県(大分市) | 1146g | 851円 |
30位 | 宮城県(仙台市) | 1082g | 805円 |
31位 | 徳島県(徳島市) | 1057g | 855円 |
32位 | 栃木県(宇都宮市) | 1049g | 837円 |
33位 | 山形県(山形市) | 1001g | 809円 |
34位 | 群馬県(前橋市) | 941g | 787円 |
35位 | 福井県(福井市) | 929g | 749円 |
36位 | 島根県(松江市) | 914g | 791円 |
37位 | 秋田県(秋田市) | 893g | 581円 |
38位 | 青森県(青森市) | 868g | 685円 |
39位 | 和歌山県(和歌山市) | 805g | 728円 |
40位 | 北海道(札幌市) | 802g | 672円 |
41位 | 福島県(福島市) | 770g | 649円 |
42位 | 岩手県(盛岡市) | 763g | 707円 |
43位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 565g | 421円 |
44位 | 宮崎県(宮崎市) | 480g | 318円 |
45位 | 高知県(高知市) | 476g | 510円 |
46位 | 鳥取県(鳥取市) | 435g | 411円 |
47位 | 沖縄県(那覇市) | 218g | 241円 |
全国平均 | 1227g | 968円 |
第1位:佐賀県(佐賀市)
れんこんの消費量1位は佐賀県(佐賀市)です。佐賀県は毎年TOP10には入ってくる県。調査家庭が変わっても順位が安定して高いため、佐賀県民はれんこんをよく食べていることがわかります。
また、佐賀県はれんこんの生産量2位。消費量に対して購入金額が低いのは、よく採れるので安く買いやすいということがうかがえます。
第2位:新潟県(新潟市)
れんこんの消費量2位は新潟県(新潟市)です。新潟県は毎年TOP10に入ってくる県。佐賀県同様に調査する家庭が変わっても順位が安定して高いです。
また、新潟県のれんこんの生産量はランク外(作っていないわけではなく、2021年は数字非公表)。新潟県の郷土料理の「のっぺ汁」や「いとこ煮」などにれんこんを使うことが消費量の多い要因です。
第3位:石川県(金沢市)
れんこんの消費量3位、購入金額1位は石川県(金沢市)です。石川県は10位台の年もありますが、TOP10に入ることが多い県。毎年平均以上の消費があり、TOP10入りする年も多いので、石川県でれんこんがよく使われているといえます。
また、石川県のれんこんの生産量はランク外(2021年の数字非公表)。通常のれんこんよりも粘りの強い「加賀れんこん」を生産し、県内で7割以上が消費されています。「加賀れんこん」を使って郷土料理を作る家庭も多く、これが消費量の多い要因のひとつ。
まとめ
れんこんの消費量は1位が佐賀県、2位が新潟県、3位が石川県。3県ともTOP10に入ることの多い県です。他には静岡県や広島県がTOP3に入ってくる年が多くなっています。
また、れんこんの生産量2位の佐賀県が消費量1位でしたが、生産量1位の茨城県は消費量26位、生産量3位の徳島県は消費量31位でした。生産量が多いところで必ずしも消費量も多くなっているというわけではないです。
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