味噌は日本料理に欠かせない食材で、外国での知名度も高いです。大豆や米、麦などに塩と麹を加え、発酵させて作る発酵食品。米味噌や麦味噌などのように原料によって分類されたり、赤味噌や白味噌、単色味噌のように色で分類されることもあります。
また、味噌はどの都道府県でも食べられていますが、よく食べているイメージがあるのは八丁味噌の愛知県。イメージ通りに順位が高くなっているかも気になるところです。
それでは、味噌の消費量の都道府県ランキングを見ていきましょう!
味噌の消費量の都道府県ランキング
順位 | 都道府県(調査都市) | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
01位 | 山形県(山形市) | 7653g | 3146円 |
02位 | 新潟県(新潟市) | 6856g | 2936円 |
03位 | 青森県(青森市) | 6575g | 1917円 |
04位 | 岩手県(盛岡市) | 6527g | 2663円 |
05位 | 富山県(富山市) | 6508g | 2357円 |
06位 | 長崎県(長崎市) | 6405g | 2501円 |
07位 | 熊本県(熊本市) | 6375g | 2590円 |
08位 | 石川県(金沢市) | 6232g | 2290円 |
09位 | 宮崎県(宮崎市) | 6159g | 2677円 |
10位 | 群馬県(前橋市) | 5925g | 2473円 |
11位 | 北海道(札幌市) | 5900g | 1810円 |
12位 | 宮城県(仙台市) | 5884g | 2398円 |
13位 | 鹿児島県(鹿児島市) | 5872g | 2600円 |
14位 | 埼玉県(さいたま市) | 5646g | 2338円 |
15位 | 秋田県(秋田市) | 5622g | 2448円 |
16位 | 長野県(長野市) | 5591g | 2369円 |
17位 | 千葉県(千葉市) | 5589g | 2502円 |
18位 | 徳島県(徳島市) | 5584g | 2559円 |
19位 | 大分県(大分市) | 5567g | 2226円 |
20位 | 愛媛県(松山市) | 5420g | 2443円 |
21位 | 福井県(福井市) | 5256g | 2130円 |
22位 | 栃木県(宇都宮市) | 5149g | 2418円 |
23位 | 佐賀県(佐賀市) | 5107g | 2183円 |
24位 | 島根県(松江市) | 5068g | 2181円 |
25位 | 山口県(山口市) | 4979g | 2317円 |
26位 | 福岡県(福岡市) | 4933g | 2162円 |
27位 | 鳥取県(鳥取市) | 4886g | 1828円 |
28位 | 静岡県(静岡市) | 4794g | 1948円 |
29位 | 福島県(福島市) | 4765g | 2427円 |
30位 | 岐阜県(岐阜市) | 4723g | 1814円 |
31位 | 香川県(高松市) | 4504g | 2203円 |
32位 | 高知県(高知市) | 4435g | 2240円 |
33位 | 神奈川県(横浜市) | 4429g | 2439円 |
34位 | 沖縄県(那覇市) | 4366g | 1893円 |
35位 | 愛知県(名古屋市) | 4365g | 1633円 |
36位 | 東京都(東京都区部) | 4268g | 2128円 |
37位 | 茨城県(水戸市) | 4204g | 1890円 |
38位 | 滋賀県(大津市) | 4175g | 2345円 |
39位 | 大阪府(大阪市) | 4132g | 1840円 |
40位 | 京都府(京都市) | 3698g | 2089円 |
41位 | 和歌山県(和歌山市) | 3686g | 1593円 |
42位 | 山梨県(甲府市) | 3579g | 1630円 |
43位 | 三重県(津市) | 3486g | 1990円 |
44位 | 奈良県(奈良市) | 3403g | 1747円 |
45位 | 広島県(広島市) | 3333g | 1958円 |
46位 | 兵庫県(神戸市) | 3326g | 1511円 |
47位 | 岡山県(岡山市) | 2986g | 1605円 |
全国平均 | 4871g | 2126円 |
第1位:山形県(山形市)
味噌の消費量・購入金額1位は山形県(山形市)です。山形県は2021年以外にも1位を獲ったことがあり、TOP5には入ってくる県。安定して順位が高く、山形県の家庭では味噌をよく使っているといえます。
ちなみに、山形市の芋煮は醤油ベース。味噌ベースの地方から山形市に引っ越してきた人が消費に貢献していると考えられます。
また、山形県は蔵の違う味噌を合わせ味噌として販売するなど味噌消費のアップにつながる取り組みも。
第2位:新潟県(新潟市)
味噌の消費量2位は新潟県(新潟市)です。新潟県は10位台の年が多く、TOP10に入る年もあれば20位台や30位台の年もあります。全国平均以上の消費量がある年が多いですが、家庭によって消費量に差があり、全国平均を下回る年もある県です。
また、新潟県の味噌は「越後味噌」や「佐渡味噌」が有名。
第3位:青森県(青森市)
味噌の消費量3位は青森県(青森市)です。青森県は1位は獲ったことがないですが、毎年TOP10にはいってくる県。食塩の消費量は減塩運動のかいもあって減っていますが、味噌の消費量は安定して高いです。
ちなみに、青森県はカップ麺の消費量も多く、食塩以外で塩分を摂りがちです。
まとめ
味噌の消費量1位は山形県、2位は新潟県、3位は青森県。TOP3は固定ではなく、毎年変わっています。TOP3に入ってきやすい都道府県は山形県や長野県、大分県、鹿児島県です。
また、味噌のイメージのある愛知県のランキングは35位。30位台の年が多く、意外にも順位は低いです。名古屋市でよく食べられている「つけてみそかけてみそ」は味噌加工品に分類され、味噌の消費量にカウントされないというのが順位の低い要因。
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